岩登れ!林道マスツー【定義山方面】
久しぶりのマスツーです。
MDCHIさん、Iさんと三人で定義山方面へ行ってきました。
天候は晴れ、路面は昨日の雨の影響で湿潤です。
気温は朝は肌寒かったものの、だんだんと上昇してきています。
定義如来から南下して太刀切定義林道へ入っていきます。
途中、右側に小川があります。
小川の先、草に埋もれながらもうっすら続いているのがかもしか峠へ続く林道です。
藪がひどいです。
道もひどい荒れ模様。
この林道、もともとは道だったのかも知れませんが、今は道としての役目を終え、山へ還ろうとしています。
SNSではオフ者がかもしか峠へ挑戦するつぶやきを見たりしたのですが、そういった痕跡は皆無でした。
昨日の雨やあっというまに伸びる草にかき消されてしまうのでしょう。
大自然に負けて撤退。
次は青下林道へ向かいます。
私にとっては因縁の林道です。
何度行ってもクリアできないわ、翌日に心筋梗塞になるわ・・。
三度目のトライです。
最初のY字路。
右へ向かい、コンクリートで斜面が覆われている箇所まで行き着きます。
やはり、今までと同じく、この先は荒れ荒れ。
藪を掻き分けつつ、崩落箇所の脇を抜けつつ(この崩落箇所はもう復旧することはないんだろうなぁ・・。)ややガレ気味の斜面を登っていきます。
斜度がきつくなってきたところで断念。
撤退です。
ここはもう道だか沢だかわからん。
再びY字路まで戻り、今度は左方面(鎌倉林道方面)へトライ。
ソロの時はここを道なりに進んでいたのですが、右側の脇道へ折れます。
脇道に入ってすぐは爽やかな林道です。
右側に沼が見えます。
一面水草に覆われた、濁った沼です。
桑沼とかの比じゃないくらい、かなり野性味溢れる外見です。
多分、カッパとか2,3匹棲んでいると思う。
野生生物に混じってジムニーもいました。
四輪でもここまで入ってこれるんですね。
このままの良い路面状況で最後まで抜けられればいいなぁなんて思っていましたが、当然そうはいきません。
沼から先は荒れてきます。
目の前に突如出現するV字谷の下り坂。
時々山にあるこのV字谷は、土の路面の真ん中を年月をかけて雨水が流れてV字谷を形成しているのです。
だいたい、オフ者の変態達はこういうところを好んで走るので、ルート場に突如現れることがありますよね。
私はまだ変態の域に達していないので、できれば避けたいルートなのですが・・。
怖い。
谷に落ちないよう、山の部分を降りていきます。
谷に落ちたら挟まって動けなくなるかもしれないという恐怖心があります。
なんとか谷を下りきると、その後はガレ場が続きます。
サッカーボール大の石がゴロゴロした上り坂です。
ここでも撤退の二文字がよぎります。
しかしV字谷を降りてしまったので、もう後戻りはできません。
セローの足つきの良さを最大限発揮して、勢いで乗り切ります。
もうここまでくると勢いです。
最近フロントアップとか練習していますが、もうテクニックとかは関係なし。
本当、WRとかじゃなくセローで良かった。
さらに進むと、道は沢に変わります。
サッカーボール大だった石も、コンテナ大の岩に変わります。
おいおい、トライアルじゃねぇんだぞ・・。
岩なんて登ったことないです。
引き返すことも出来ず、水が流れる岩盤の間を縫って登ることにします。
当然のように岩はまったくグリップしません。
岩盤の隙間にタイヤが挟まってにっちもさっちもいかないところを、人力で押し上げながら進みます。
もはやバイクを置いて、徒歩で登った方が圧倒的に早いです・・でも、当然バイクを置いていけないよね!
MDCHIさんと私は何回か転んだものの、大きな負傷や故障はなく登り切れました。
Iさんは路肩にあったエスケープルートを進むことにしましたが、エスケープはかなりのヒルクライムでした。
こっちの方が転倒滑落のリスクが高いんじゃないかっていうくらい。
途中でスタックしたので、結局人力で押して登ります。
エスケープルートの意味ない。
いや、エスケープというか、岩登りか急坂か選べますけどどうします?って感じ。
このあと、横転した乗用車が残置されてる場所を抜けて、青下林道入り口まで戻ってきました。
結局完通はならず。
集合当初、この後横川定義へ行く予定だったのですが、青下を終えたころには疲れ切っていたので定義如来で油揚げを食べて解散。
相変わらず豆乳はまずい(でも飲んでしまう)
あー疲れた、でも楽しかった!
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