名義変更【初めてのSR400⑧】
数年前、突然心筋梗塞になって、もうバイクに乗れないと思っていたころに出会ったSR400。
そのSR、廃車にされるくらいなら私が直して乗る・・!
初めてのSR、ようやく前進の⑧!
ナンバープレート取り外し
前回、陸運局に行って、まずは名義変更から始めることにして、色々必要書類をもらってきました。
さて、古いナンバープレートを返納するため、取り外します。
プレートの裏側からナットをレンチで押さえて、表側のネジをレンチ、もしくはプラスドライバーで回していきます。
簡単に取れました。
普通乗用車と違って、封印とかもないので楽ちん。
ナンバープレート外したら、リフレクターも脱落しました。
一緒のボルトで固定されてたんですね。
よし、今度はこれを持ってまた陸運局に行きます。
・・とか言ってたら、陸運局に来たのに住民票を忘れました。
出直しです。
いったい何回ここに来なきゃ行けないんだろう・・。
窓口巡り
再び陸運局へ。
ここに来るのも3回目です。
きっと、今回は上手くいくはず・・。
11時頃陸運局に到着です。
窓口の列はかなり長いです、混む時間帯なのかも。
前回もらったパンフレットには7番窓口と書いてあるので7番窓口へ行ったら、書類持参してきた人は3番窓口と言われました。
いきなり出鼻をくじかれますね。
3番窓口もたくさん人が並んでいました。
しかし回転率が良いのか、5分くらいで係員まで到着。
書類を提出し、審査。
なんと1分で終了です。
はやっ!
ページをめくる動きが速すぎるっ。
本当に見てるのか、疑わしいですね・・いや、見てるんでしょうけど。
再度7番窓口に案内されます。
7番窓口でナンバープレートを返納します。
大きなプレートをバッグから取り出して、窓口にドサッと置きます。
前回、本当に返納するのか疑っていたけど、持ってきてて良かった。
また3番へ案内されます。
3番でナンバープレートの返納を確認されて、次は2番窓口に呼ばれるのを待ちます。
2番窓口で名義変更の証明の紙をもらって、名義変更の手続きは終わりのようです。
次は交通会館というところへ行かなくてならないようです。
交通会館へ
なんだ交通会館って、と思ってたら、窓口のある事務所のお向かいの建物のようです。
立体駐車場の東側の建物ですね。
中に入って、10番窓口へ640円を支払います。
窓口のおじさんから、金具と同時に「はいどうぞ。」と新しいナンバープレートをポンと渡されました。
おお、仙台ナンバー!
パンフには、県内の異動ではナンバー変更の手続きは必要ないと書いてありましたが、やっぱり宮城ナンバーから仙台ナンバーへは変更になるんじゃねえか!
そして、なんの説明もなしに、手渡しされるのか・・。
なんか、ナンバープレートのありがたみがなくなってしまいますね。
とりあえず、これで名義変更の手続きはおしまいです。
あとは帰ってナンバープレートを取り付けないといけないですね。
その後
また陸運支局に戻り、6番窓口へ向かいます。
ユーザー車検の書類をもらわなければなりません。
次はいよいよユーザー車検か・・ドキドキしますね。
7番窓口で6700円を支払い、宮城県の印紙を買います。
印紙は手数料納付書に添付するようですが、書類を間違うと貼り直さないといけないので、貼らずに持っておくことにします。
しかし、窓口の(今度は)お兄さんに返金の時に必要なので領収書は持っておいてと言われました。
返金とかできるんですね、優しい。
次回↓
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初めてのユーザー車検に向けて【初めてのSR400⑦】
数年前、突然心筋梗塞になって、もうバイクに乗れないと思っていたころに出会ったSR400。
そのSR、廃車にされるくらいなら私が直して乗る・・!
初めてのSR、手続きが面倒くさい⑦!
まずは名義変更から始めよ
さて、SR君、セコセコと細かい整備を終えましたが・・正直まだボロボロです。
最も致命的なキャブのガソリン漏れについてはまだ手をつけていませんし。
でも、極論から言うと、贅沢さえ言わなければもう走れるんですよね。
このままダラダラ続けていってもモチベが下がる一方だし、通るかどうかはわからないけど、車検、チャレンジしてみようと思います。
整備工場にお願いしたら、あそこも直してここも直してってウン十万かかりそうだし、やっぱりユーザー車検一択だな!
まずは、名義が前の持ち主(叔父)になっているので名義変更してこようと思います。
間違って軽自動車協会へ
バイクは軽自動車税を払ってるんだから、管轄は当然軽自動車協会だよね。
ということで、仙台港の近く、宮城野区中野にある軽自動車協会へ行きました。
初めて来ましたが、陸運局に比べてきれいですね。
でも・・やけに二輪車少ないなぁ。
ふと駐輪場に違和感を感じて、ネットで名義変更について調べてみます。
・・バイクの名義変更は軽自動車協会じゃなくて、陸運局じゃねぇか!
あぶねぇ!笑いものになるところだったよ!
リサーチ大事です、ほんと。恥ずかしい。
陸運局へ
正確には東北運輸局宮城運輸支局です。
軽自動車協会に比べて人多すぎ、窓口多すぎ。
宮城県内のあらゆる車屋さんがここに集ってくるわけだから、当然と言えば当然ですよね。
窓口で待っている人達は、みんな行政書士さんやら車屋さんやらのプロ感がビシビシ感じ取れる人達で、私のような一見さんは疎外感がスゴイです。
怖い。
あまりにもたくさん窓口があってどこに行けば良いかわからず、入口付近でうろうろ(キョドキョド)していたら、窓口の美人なお姉さんが番号札を渡してくれました。惚れそう。
長椅子に座ってドキドキしながら待っていたら、数字が表示されて窓口に呼ばれました。
担当、おじいさんだった・・。
あ、いやいや、全然おじいさんでも良いですよ!
がっかりしてないし!
おじいさん、予想以上に丁寧に説明してくれて、書類を渡されました。
わかりにくいところは鉛筆で書いてくれた・・一見さんにも優しい。
必要書類
おじいさんによれば、ユーザー車検は、まず名義とナンバー変更!
そのために必要な書類は・・
- 自動車検査証
- ナンバープレート
- 印鑑
- 住民票
- 譲渡証明書
- 申請書
- 手数料納付書(なんだこれ)
- 軽自動車税申告書(なんだこれ)
その後に車検を受けるのが良いじゃろう・・とのことでした。
自動車検査証・・これはいいでしょう、今持ってる叔父さん名義のヤツね。
ナンバープレート・・これもいいでしょう。外して持ってこいということですね。
あ、でもこれ、パンフレットには県内の異動ならナンバーの変更は必要ないって書いてあるけど・・。
でも、今回は宮城県内の某市から仙台市への異動だから、宮城ナンバーから仙台ナンバーへ変更になるよね・・?
どっちなんだろう、とりあえず持って来るか。
あのでかいナンバープレートわざわざ窓口に持って来て、いらないって言われたら恥ずかしいな。
譲渡証明書・・これは捨て印を忘れずに。
叔父さんにはすでに書いてもらってましたが、三文判を押してもらっていたけど、大丈夫だろうか。
印鑑と住民票・・これもいいでしょう、問題なし。
申請書・・名義変更以外にも、ナンバーの返納とか、いろんな申請に一緒くたにして使われるものみたいで、書類のタイトルもゴチャゴチャなのでなんの書類なのか、良くわからない。
住所を住所コードなるもので書け、と書いてあります。
なんだ住所コードって。
また謎だと思っていたら、陸運局の窓際にファイルがあるので、それを見ながらなら書けるようです。
えんぴつ書きなので注意。
手数料納付書・・なんだこれ、なんの手数料だ。
言われるがままに書きましたが、結局この書類の意味はよくわからず。
軽自動車税申告書・・税金の課税を申告する書類のようです。
二枚複写になっていました、これは罠。
他の書類の下にして書いてしまったので、車両番号欄にめっちゃ自分の名前が映り込んでしまった。
申請時、ハネられないだろうか。
色々疑問が残りますが、一旦帰って書類を揃えることにします。
次回↓
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泉ヶ岳の林道へ【紅葉情報】
週末、久しぶりにスプリングバレーから旗坂野営場まで抜けました。
結論から言うと、紅葉は最盛期でした。
迷ってるオフ者は今行くべき!
高野原林道
珍しく日曜日のお休みです。
墓石屋のほこだてから泉ヶ岳へ登っていきます。
台風19号の後、さらに大雨が続いて、山肌はかなり水を蓄えています。
当然ですが、路面は水浸しです。
高野原林道の脇に流れる長谷倉川も、いつもは穏やかなのにかなり荒れています。
蘭山林道の入口を過ぎると路面は一気に荒れます。
路面上の砂利が流されて、普段は砂利の下に隠れている大きめの石が表面に露出してきています。
さらにそこに雨水が流れてきていて、滑ります。
また、水流に路面が削られたのでしょう、幅30㎝、深さ30㎝の轍が道路を斜めに横断しています。
乗用車で越えるとしたら、かなり厳しい状態です。
九十九折りの手前、昨年土砂崩れがあって補修された斜面は、また崩れていました。
せっかく崩れた土砂を取り除いて、斜面を整えて、緑を植え直して補修したのに・・もったいない。
その先のアスファルト区間は異常なく、スプリングバレーまで通行可能でした。
スプリングバレー
駐車場にはたくさんの人がいました。
紅葉を見に来た人達ですね(もちろん舗装路を通ってきたのでしょう)。
駐車場から蘭山方向を見ると、素晴らしい紅葉が。
南東方向は仙台市内が見晴らせて、東方から北方にかけて、視界一面真っ赤です。
美しい。
スプリングバレースキー場では芋煮会をしている人達もいました。
この時期、眺めは最高でしょうね。
林道には外国人の方もたくさんいましたね・・日本の山のトレッキングが流行っているのかな。
太平桑沼、種沢林道
紅葉、超イイ・・。
今風に言えば、控えめに言って最高です。
今日来てよかった。
白い雲、青い空、紅葉。
目から入ってくる色彩に脳みその情報処理が追いつかない・・。
でも、しっかり情報処理しないと転びます。
特に路面。
落ち葉で路面が覆われていて台風後の轍が隠れて、上ばっかり見ていると下の轍を見逃してしまいます。
でも、私は散々痛い目を見てきたので、そこはしっかりと処理。
このビシャビシャの路面で転倒はしたくない・・。
後半、路面の荒れ方はエスカレート。
轍も深いです。
乗用車は、はまったら抜け出せないでしょう。
普段、水たまりの多いカーブでは、いつもはない滝ができていました。
台風の降雨で大量の水をため込んでいた山が、この晴れ間を利用して一気に水を吐き出しているんですね。
7年以上泉ヶ岳を走っていますが、ここで滝ができているのを見るのは初めてです。
珍しい。
旗坂野営場手前のいつも荒れがちな箇所では、路面の石がむき出しになっていてかなり怖いです。
普段から岩盤が見えているのに、表面の小砂利が流されていつも以上に岩感がすごい・・滑るし、転倒したら痛いだろうな。
旗坂野営場
旗坂野営場で休憩。
公共トイレは封鎖されてました。マジか。
休憩中、たくさんのトレッキング客が通過していきました。
彼らにとっても今が最盛期なのでしょう。
オフ者も一緒です、この時期を逃す手はないですね。
雨の後だからって林道行くかどうか迷っているオフ者はすぐ行った方が良いです。
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宮床ダムの林道【黒川郡大和町宮床】
最近のマイブームのひとつ、県内ダム周辺林道探索二カ所目です。
今回は宮床ダム付近の林道を巡ります。
宮床ダムとは
宮床ダムは泉ヶ岳を水源とする吉田川にあるダムです。
用途:洪水の調整、農業用水、上水道。
完成:1997年。
ダム形式:重力式コンクリートダム。
総貯水容量540万立法メートル
七北田ダムはロックフィルフィルダムでしたが、宮床ダムは重力式コンクリートダムですね。
ロックフィルダムは中心に粘土、内部に砂利、外側に岩を用いた構造です。
粘土で水を遮断し、砂利、岩で粘土を支えて水圧に耐える仕組みです。
重力式コンクリートダムはコンクリートで造られたダムです。
ダムの自重で水圧を抑える仕組みです。
ふむふむ、ダムにも色々あるんですねえ・・。
ロックフィルダムは一見して岩を重ねただけの構造で、重力式コンクリートダムはモロにコンクリートです。
素人ながら、その違いが面白いですね。
林道入口
宮床ダム西側、国道457号線には2つのトンネルがあります。
南側が九ノ森トンネル、北側が宮床トンネルです。
林道への入口は九ノ森トンネルの南側の丁字路を東へ入っていきます。
その先、さらに南北に分かれる丁字路がありますが、北方向(入口から左方向)が今回の林道です。
道路環境
幅員は車1台分です。
路面は土、砂利。
轍などがありやや荒れていますが、乗用車も通れる程度だと思います。
道路両脇から枯れ枝が飛び出してきていて怖いです。
伐採や整備はされていないように見えます。
大きな高低差はなく、概ねフラットです。
景観
林道の位置が水場に近く、宮床ダムの湖面を見ながら走れます。
七北田ダム周辺ではダム湖面を見れなかったので、その点は良いと思います。
ただ、七北田と違いハイスピードセクションはありません。
狭い道路をくねくねと進みます。
南から進入した場合、左手に湖面、右手には山の斜面が見えます。
左手に湖面は見えるものの、右手の山側は木々以外はなにも見えず、遠望は効きません。
七北田ダム周辺は滝などが設置されて、やや景観を気にして造られた感があるが、こちら滝や展望台などはありません。
道路が続くのみです。
終点
大きな荒れ場などはなく、カーブが淡々と続いて、進入してきたのと同じ国道457号線に出て終了です。
国道沿いに公あさひな湖畔公園が設置されていますが、その北側に出ます。
この公園はバーベキューなどが出来るようですが、いつも風が強くてちょっとやりにくそうです。
宮床ダム周辺の林道探索は、まだ続きます。
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エアフィルター洗浄【初めてのSR400⑥】
数年前、突然心筋梗塞になって、もうバイクに乗れないと思っていたころに出会ったSR400。
そのSR、廃車にされるくらいなら私が直して乗る・・!
初めてのSR、その6!
フィルター取り外し
今回はエアフィルターを清掃していきます。
セローは乾式フィルターですぐに終わりましたが、SR400は湿式フィルターです。
湿式は意外に面倒ですし、時間がかかりますね。
まず、SRの右側面のプラスチック製カバーを外します。
この「SR」と書いてある部分ですね。
右下のボルトを外して、持ち上げるようにすると外れます。
さらに中にはケースがあります。
ケースはプラスドライバーで三カ所ネジを外して開けます。
中にはエアフィルターが入っています。
蝶ねじで留められているので、手で蝶ねじを外すとすぐに取り外せます。
内側のプラスチック製の「枠」にスポンジが被せてある構造です。
このスポンジ部分に空気中のゴミが引っかかって、エンジン内部にゴミが入るのを防ぐのですね。
スポンジはうっすらと湿っています。
スポンジ表面には、ゴミが良く付着するようにオイルが塗ってあるのですが、前に塗ったオイルがまだ残っているようですね。
表面を見ても、ゴミ等の付着は認められず・・なんとなくエンジンがゴボつくのは、吸気が原因かと思ったけど違うのかな。
でも、せっかくなので清掃していきます。
枠からスポンジをめくると、すぐ外せます。
フィルター洗浄
取り外したスポンジを洗っていきましょう。
乾式フィルターは、古いフィルターを捨てて新しいフィルターに入れ替えればすぐでしたが、湿式は洗って再利用します。
エコですけど、正直、面倒です。
さて、洗い方は正確にはエアフィルタークリーナーという専用の薬剤があって、それでスポンジをもみ洗いして洗浄するのが良いそうです。
その後に専用のエアフィルターオイルがあるので、それを添付する・・という流れ。
しかし、クリーナーは1500円するし、オイルは2000円します。
高いです。
貧乏ライダーの私は、当然代替品を探すことにします。
そして見つけ出したのが、これ。
灯油。
エアフィルターに付く汚れで一番とれにくいのは、エンジンからの吹き返しによる油汚れなので、灯油で洗うのが一番良いのだとか。
セローだと、土や泥や、ひどい時には虫とかフィルターに詰まってるけど、SRなら確かにそのとおりだと思います。
ではまず、レジ袋にスポンジをぶっこみます。
そこに、上から灯油を注ぎ入れます。
古くなって余ってる灯油で十分です。
レジ袋の外から手でモミモミします。
この時、袋が破れて灯油が漏れたりしますので、レジ袋は2枚くらい重ねてた方が良いです。
モミモミ。
モミモミ。
何分かやってると汚れが出てきて、灯油が茶色くなってきます。
あとはしっかり干す。
灯油ならエンジンへのダメージも少ないはずですが、水分が残ってたりするとエンジン内に吸いこまれてしまうので良くないです。
灯油は揮発しやすいので、すぐ乾くはずです・・が、私は干しっぱなしにしてたので2日間くらい干しました。
しかし、油くさい・・正直、子供がいる家やマンションではやらない方が無難かも・・。
カラカラです。
オイル添付
水気を切ったところで、今度はスポンジ表面にオイルを塗り付けていきます。
このオイルが空気中の細かなゴミを吸着してくれます。
オイルは専用のオイルも出ていますが、今回はやはり廉価版を使用します。
そう何回も使う物じゃないしね。
これ、2stオイル。
なんで2stなのか、4stじゃ駄目なのかというと、正直4stでも良いような気がします。
ただ、2stオイルはもともとエンジン内部で燃焼して排出されることを前提として作られたオイルなので、エンジン内部に入ってもダメージが少ないです。
あるなら2stオイルをお薦めします。
ペタペタと表面に塗付けていきます。
塗りすぎると吸気が悪くなるので、うっすらと塗っていきましょう。
ブラシなんてないので、手で塗り付けます。
臭い、きっつ!
取り付け
まんべんなく塗り付けたところで、逆の手順で組み直します。
スポンジを枠にはめて、上から蝶ネジを貫通させて、シート下のスペースにはめ直して、終了。
どうでしょう、走行性能変わるかな?
次回↓
前回↓
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台風明けの林道【泉ヶ岳】
台風19号が過ぎ去っていきました。
すんごい雨と風でしたね。
友人たちの中には、地下駐車場に停めていた車が水没したという人もいましたが、幸い、私や家族は無事でした。
被災された方々にお見舞い申し上げます。
Yさんとの合同パトロール
さて、台風一過の今日、早速泉ヶ岳に調査に行ってきました。
麓のミニストップで買物していると、DRZ400のYさんにお会いしました。
やはり、台風後の林道パトロールに来られたようです。
オフ者は大体みんな考えることは同じですね・・。
その場でお話しして、なんと合同パトロールに行くことになりました。
正直、あの台風の後だから、土砂崩れや崩落の二次災害にあうんじゃないかと心配してたから、道連れができて心強かったです。
SNSではスプリングバレーの先で大規模土砂崩れで通行止め、という情報が上がっていましたから、吉岡方面からチャレンジすることにしました。
嘉太神林道
嘉太神林道から調査開始。
県道147号(県道升沢吉田線)を南へ入っていきます。
最初の舗装路は特に問題なし。
しかし、ダートに変わって200メートルほど走った地点で法面の崩落がありました。
山側ぎりぎりから谷側ぎりぎりまで土砂で埋まっていて、これ以上は行けません。
谷側から徒歩でなら越えられるかもしれません・・しかし、バイクは危険と判断。
早々に撤退します。
種沢林道
県道147号(県道升沢吉田線)を西進します。
南側市道へ入り、種沢林道へ入っていきます。
すぐに土砂崩れに遭遇します。
切り通し部分の法面が崩れていました。
土砂と一緒に樹木も崩落しており、道路には土砂が積み上がり、土砂から枝が上へ突き出ています。
枝が邪魔で車は通行不可ですが、バイクなら隙間を縫っていけそうです。
積み上がった土砂自体は自重で締まっていましたので、乗り越えて行くことにします。
私のセローでYさんが突入。
すんなりクリアです。
YさんのDRZで私が突入。
ぬかるみで足を着いてエンストしてしまいましたが、転ばずクリア。
いやぁ、他人のバイク借りてるときは転倒できないよね!
そこから先、採石場までの砂利道は荒れ荒れ。
普段は白い砂利が敷かれてきれいな未舗装路ですが、今日は敷いていた砂利が流されて、深い轍ができていました。
小石は流されてしまっているため、大きめの石のみ残って全体的にややガレています。
升沢林道
軽トラのおじさんとすれ違い、情報交換。
旗坂野営場まで抜けられるとのこと。
おじさんの言うことを信じて、桑沼駐車場から旗坂方面へ向かいます。
スプリングバレー方向は土砂崩れの情報が入ってたので、確認しませんでした。
桑沼は、台風の後にも関わらず青く美しい湖面を見せてくれました。
林道の間に見る治山ダムの湖面は茶色く濁っているのに、桑沼だけはきれいでした。
天然の湖は人造湖よりも浄化能力が高いのでしょうか?
砂利の区間を終えて、土の路面になると荒れ具合も安定してきます。
土は強いですね。
雨の影響で水分量が多くヌタヌタの箇所もありましたが、倒木、崩落はなく、すんなり旗坂野営場まで抜けました。
旗坂野営場で解散、今日のパトロール終了。
種沢林道、升沢林道は通行可能でした。
Yさん、急な誘いにもかかわらずご一緒してくださり、ありがとうございました!
DRZ400
本日、YさんからDRZ400をお借りして林道と舗装路を走りました。
舗装路では、やはり排気量が大きく、加速が気持ちいいです。
これだけ加速するなら、舗装路を遠出しても楽しいでしょうね・・。
足つきは凄まじく悪いです。
173㎝の私で片足のつま先が付く程度です。
セロー感覚で足を着こうとするとスカッとなります。
実際、一回、舗装路で転びかけました。怖や。
林道で減速したりスタックしたりして足を着こうとした時、足を着いたところが低かったりすると、転倒してしまいますね。
その辺はもうセローとは別の乗り物です。
足を着きながらではなく、パワーで一途に前進していく感じ。
大きなタイヤ径とトルクで、轍に正面からガンガンぶつかって乗り越えて行く姿は、元祖ビッグオフという感じでかっこいいです。
かっこいいし、早いし、楽しそうだけど、怖いなぁ。
Yさんも一回転倒してました。
しかし、ミラーが変な方向を向いていても「大丈夫です!ニコッ!」と爽やかな笑顔を見せてくれたYさんを見て、私は、400ccオフ車は強い人しか乗れないんだな・・と思いました。以上です!
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芳の平の林道【仙台市泉区福岡】
福岡西石の廃村(クラインガルテン泉ヶ岳)から泉ヶ岳スキー場方面へ抜ける林道を紹介します。
林道情報
前回、笈坂石保林道を通って廃村までやってきました。
廃村には意外と人がいて、やや廃村感が薄れて残念です。
急に、歩いてきた若い男性2人に話しかけられました。
話を聞けば、泉ヶ岳スキー場方面から林道を歩いてきたと言うじゃありませんか。
猫サロン脇から林道へ入っていけるそうです。
2人とも短パンでしたから、きっとそれほど荒れた林道ではないだろう・・そう信じて。
進入、崩落、広場
猫サロン脇に車一台分程度の道があります。
柵が設置されていて車は入れないでしょうが、人や自転車、バイクは通れます。
雑草が生えていて、いかにも普段は通行がなさそうです。
いきなり藪に入っていきます。
初っぱなからこれだと、先が不安です。
快適な林道を想像していたのになぁ。
入ってすぐに路面崩落があります。
崩落の脇を抜けて進みます。
その先には草地の広場がありました。
数人の、一見ハイカー風の男女がいました。
なんの集まりなのでしょうか、登山者?
自然観察の会とかでしょうか。
籠を持って話し合っていました。
話を聞いてみたかったのですが、バードウォッチングの人達とかだったら、バイクは邪険にされるので素通りします。
広場の先はさらに藪に覆われて、先が見えなくなっていきます。
路面
路面は土です。
轍などはありませんが、全体的に荒れていて、凸凹しています。
人や車両の通行はないようで、雑草や藪、落葉がすごいです。
走りづらいし、滑ります。
幅員は2メートルから4メートル。
車が通れるようなところもありますが、狭いところは狭いです。
ガードレールなどは一切なく、滑り落ちていきそうで怖いです。
景観
遠望は全く効きません。
それどころか藪で1メートル先も見えない箇所が多いです。
最後の方だけ、前方に泉ヶ岳スキー場が見えます。
沢に沿っているわけでもありません。
ただただ山間を進みます。
山は間伐や整備もされていないようで、鬱蒼とした林間を行きます。
奥地へ
何回か丁字路に突き当たります。
基本的には常に右、登り方向へ進みます。
左へ下っていくと、七北田川やその上流のヒザ川へ降りて行ってしまうようです。(国土地理院地図情報)
乗り越えられる程度ですが、一部倒木があります。
踏み折られていないということは、車はもちろんバイクの通行もないということでしょう。
2カ所目の崩落です。
1箇所目の崩落と似ている・・。
ここまでけっこう走っているのに、一向に出口がない。
同じ箇所をグルグルまわっているのじゃないかと不安になります。
この先は、完全に藪漕ぎとなります。
先が見えないせいか、不安が募ります。少し帰りたい。
泉ヶ岳スキー場へ
急に直線に入ります。
藪に覆われていますが、このまっすぐな感じは人為的に作られた直線道路です。
やがて電柱が見えてきます。
電柱があるということは管理車両が行き来していると言うことでしょう。
前方に泉ヶ岳スキー場が見えてきます。
よかった、この道で合ってる。
スキー場が見えたことで、なんとなく今の位置がわかりました。
ホッとします。
直線道路の両脇に多数の支線がありますが、おそらく鉄塔の管理用道路なのでしょう。
直線道路の終点。
ガッチリ整備された立派な林道に突き当たります。
立派な林道に出て右を見るとガードレールが見えます。
あれが県道泉ヶ岳公園線でしょう。
そちら方向へ向かうと、見慣れた道に出ます。
やはり県道でした、よかった。
最終的には芳の平バス停付近に出ました。
全体的にかなり荒れてましたね・・。
廃村で出会ったあの若者、ここから来たとか絶対嘘だろう。
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