芳の平の林道【仙台市泉区福岡】
福岡西石の廃村(クラインガルテン泉ヶ岳)から泉ヶ岳スキー場方面へ抜ける林道を紹介します。
林道情報
前回、笈坂石保林道を通って廃村までやってきました。
廃村には意外と人がいて、やや廃村感が薄れて残念です。
急に、歩いてきた若い男性2人に話しかけられました。
話を聞けば、泉ヶ岳スキー場方面から林道を歩いてきたと言うじゃありませんか。
猫サロン脇から林道へ入っていけるそうです。
2人とも短パンでしたから、きっとそれほど荒れた林道ではないだろう・・そう信じて。
進入、崩落、広場
猫サロン脇に車一台分程度の道があります。
柵が設置されていて車は入れないでしょうが、人や自転車、バイクは通れます。
雑草が生えていて、いかにも普段は通行がなさそうです。
いきなり藪に入っていきます。
初っぱなからこれだと、先が不安です。
快適な林道を想像していたのになぁ。
入ってすぐに路面崩落があります。
崩落の脇を抜けて進みます。
その先には草地の広場がありました。
数人の、一見ハイカー風の男女がいました。
なんの集まりなのでしょうか、登山者?
自然観察の会とかでしょうか。
籠を持って話し合っていました。
話を聞いてみたかったのですが、バードウォッチングの人達とかだったら、バイクは邪険にされるので素通りします。
広場の先はさらに藪に覆われて、先が見えなくなっていきます。
路面
路面は土です。
轍などはありませんが、全体的に荒れていて、凸凹しています。
人や車両の通行はないようで、雑草や藪、落葉がすごいです。
走りづらいし、滑ります。
幅員は2メートルから4メートル。
車が通れるようなところもありますが、狭いところは狭いです。
ガードレールなどは一切なく、滑り落ちていきそうで怖いです。
景観
遠望は全く効きません。
それどころか藪で1メートル先も見えない箇所が多いです。
最後の方だけ、前方に泉ヶ岳スキー場が見えます。
沢に沿っているわけでもありません。
ただただ山間を進みます。
山は間伐や整備もされていないようで、鬱蒼とした林間を行きます。
奥地へ
何回か丁字路に突き当たります。
基本的には常に右、登り方向へ進みます。
左へ下っていくと、七北田川やその上流のヒザ川へ降りて行ってしまうようです。(国土地理院地図情報)
乗り越えられる程度ですが、一部倒木があります。
踏み折られていないということは、車はもちろんバイクの通行もないということでしょう。
2カ所目の崩落です。
1箇所目の崩落と似ている・・。
ここまでけっこう走っているのに、一向に出口がない。
同じ箇所をグルグルまわっているのじゃないかと不安になります。
この先は、完全に藪漕ぎとなります。
先が見えないせいか、不安が募ります。少し帰りたい。
泉ヶ岳スキー場へ
急に直線に入ります。
藪に覆われていますが、このまっすぐな感じは人為的に作られた直線道路です。
やがて電柱が見えてきます。
電柱があるということは管理車両が行き来していると言うことでしょう。
前方に泉ヶ岳スキー場が見えてきます。
よかった、この道で合ってる。
スキー場が見えたことで、なんとなく今の位置がわかりました。
ホッとします。
直線道路の両脇に多数の支線がありますが、おそらく鉄塔の管理用道路なのでしょう。
直線道路の終点。
ガッチリ整備された立派な林道に突き当たります。
立派な林道に出て右を見るとガードレールが見えます。
あれが県道泉ヶ岳公園線でしょう。
そちら方向へ向かうと、見慣れた道に出ます。
やはり県道でした、よかった。
最終的には芳の平バス停付近に出ました。
全体的にかなり荒れてましたね・・。
廃村で出会ったあの若者、ここから来たとか絶対嘘だろう。
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