宮床ダムの林道【黒川郡大和町宮床】
最近のマイブームのひとつ、県内ダム周辺林道探索二カ所目です。
今回は宮床ダム付近の林道を巡ります。
宮床ダムとは
宮床ダムは泉ヶ岳を水源とする吉田川にあるダムです。
用途:洪水の調整、農業用水、上水道。
完成:1997年。
ダム形式:重力式コンクリートダム。
総貯水容量540万立法メートル
七北田ダムはロックフィルフィルダムでしたが、宮床ダムは重力式コンクリートダムですね。
ロックフィルダムは中心に粘土、内部に砂利、外側に岩を用いた構造です。
粘土で水を遮断し、砂利、岩で粘土を支えて水圧に耐える仕組みです。
重力式コンクリートダムはコンクリートで造られたダムです。
ダムの自重で水圧を抑える仕組みです。
ふむふむ、ダムにも色々あるんですねえ・・。
ロックフィルダムは一見して岩を重ねただけの構造で、重力式コンクリートダムはモロにコンクリートです。
素人ながら、その違いが面白いですね。
林道入口
宮床ダム西側、国道457号線には2つのトンネルがあります。
南側が九ノ森トンネル、北側が宮床トンネルです。
林道への入口は九ノ森トンネルの南側の丁字路を東へ入っていきます。
その先、さらに南北に分かれる丁字路がありますが、北方向(入口から左方向)が今回の林道です。
道路環境
幅員は車1台分です。
路面は土、砂利。
轍などがありやや荒れていますが、乗用車も通れる程度だと思います。
道路両脇から枯れ枝が飛び出してきていて怖いです。
伐採や整備はされていないように見えます。
大きな高低差はなく、概ねフラットです。
景観
林道の位置が水場に近く、宮床ダムの湖面を見ながら走れます。
七北田ダム周辺ではダム湖面を見れなかったので、その点は良いと思います。
ただ、七北田と違いハイスピードセクションはありません。
狭い道路をくねくねと進みます。
南から進入した場合、左手に湖面、右手には山の斜面が見えます。
左手に湖面は見えるものの、右手の山側は木々以外はなにも見えず、遠望は効きません。
七北田ダム周辺は滝などが設置されて、やや景観を気にして造られた感があるが、こちら滝や展望台などはありません。
道路が続くのみです。
終点
大きな荒れ場などはなく、カーブが淡々と続いて、進入してきたのと同じ国道457号線に出て終了です。
国道沿いに公あさひな湖畔公園が設置されていますが、その北側に出ます。
この公園はバーベキューなどが出来るようですが、いつも風が強くてちょっとやりにくそうです。
宮床ダム周辺の林道探索は、まだ続きます。
ブログランキング参加中です。
一押し応援お願いします↓