日本一低い山ツー【仙台市宮城野区】
一月某日。
その日、宮城県全域に暴風警報が発令され、常磐線、東北本線は風の影響で運転を見合わせていた・・。
冷たい風の中、厳冬期の登山に挑戦しました。
挑むのは日和山(ひよりやま)。
なんて書くと、すごいことやってきたみたいですが、日和山は七北田側の河口の蒲生干潟にある「日本一低い山」なんです。
林道は雪で封鎖されてるし、近場に「日本一」と冠する場所があるということで行ってきました。
(なぜかライダーって「日本一〇〇」とか「日本最〇〇」とか好きだよね・・)
この日は暖かかったせいか、セロー君、調子良いです。
しかし暴風警報が出ているせいで横風がすごい。
ヘルメットに常にアッパーカットを食らっているような圧力を感じます。
オフロードヘルメットはホント風に弱い。
まっすぐ前を向いていられないし、バイクも蛇行するほどです。
それでもめげずに向かいます。
Googleマップに言われるがまま、七北田川に沿って東進して行きます。
やがて工事現場の通行止め看板が現れます。
トラックや作業員さんがひっきりなしに通行し、沿岸一帯を工事しているみたいです。
こりゃあ、たどり着けないかな・・と疑いつつも、一本か二本北の道路を迂回していくと、日和山の看板がありました。よかった。
看板に従って工事現場や工場地帯を縫って進みます。
工事現場付近がちょっとダートで楽しい!
冬場で全然ダートを走ってなかったので、この程度のダートで楽しめてしまう自分が情けないっ・・!!
「日和山駐車場」へ到着。
看板がなかったら絶対たどり着けないな。
「日和山駐車場」とは書いてあるものの、どこが日和山だかは全くわかりません。
目の前には工事現場が広がるのみです。
ここでセローを降り、Googleマップに導かれるまま南へ進むことにします。
工事現場の人の視線が痛い。
トボトボと歩いて行くも、神社しかありません。
事前情報だとこの神社の近くなんだけどなぁ・・。
あまりに低すぎて、ブルドーザーに解体されちゃったのかな・・。
いったん駐車場まで戻ります。
せっかくここまで来たので、駐車場付近の警備員さんに日和山の場所を聞くことにします。
その結果、南の方へ歩いて行ったのはまったくの見当違いと判明。
日和山駐車場から東の方へ向かうと堤防があるのですが、その堤防を乗り越えていかないと行けないのだそうです。
言われたとおり進むと、おお!日和山遊歩道の看板を発見!
ちゃんと道になってる!
ちゃんと干潟っぽいのがある!
コクガンとかいるって聞いてたけどカラスしかいねぇ!
約500メートルの遊歩道を歩くと、ようやく前方に見えてきました。
蟻塚のようなもの・・これが、日和山です!
震災前は標高6メートル、南北約40メートル、東西約20メートルの大きさがあり、登山道にも14段の階段が設置されていました。(それでも14段・・!)
国土地理院に日本一低い山に認定された時期もあったものの、大坂の天保山に(低さで)抜かれてしまったそうです。
しかし、東日本大震災の津波の直撃を受けて蒲生干潟と一緒に消滅してしまいました。
今の姿になったのは震災後で、地元の人達が砂利を積み上げてできあがったそうです。
そして再び国土地理院により標高3メートルの山として認定され、天保山を抜いて「日本一低い山」の地位を取り戻したそうです。
これが「日本一低い山」の正体です。
なんか、その変遷を聞くと色々突っ込みどころはあるものの(砂利を積み上げて山を作っていいのか・・)地元の人たち震災前の思い出とかあるのだろうなぁと思うとなかなか否定することはできませんね。
一応登山口と、山頂の看板が立っています。
手作り感のある山ですね。
登山道の階段は5段です。(震災前より9段も低い)
登山口から山頂までの時間を実測したところ、登頂まで3秒くらいでした、ふぅ!
近くに市民センターに行けば登頂証明書をもらえるそうですけど、冬場なのでだめですかね・・。
証明書が欲しい方は2019年7月7日に山開きがあるそうなので、それ以降にお越しください!
さて、バタバタした日和山ツーリングでしたが、正直ツーリング先としてはちょっと微妙です。
日和山の周りがほぼ工事現場なので景色も良くないし、迂回迂回で走るのも大変です。
蒲生干潟も震災後はほぼただの荒れ地ですからね。
話の種に、一回行ってみるのなら面白いと思います。
南海部品の近くなのでそのついでに行くのもアリかな。
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その日、宮城県全域に暴風警報が発令され、常磐線、東北本線は風の影響で運転を見合わせていた・・。
冷たい風の中、厳冬期の登山に挑戦しました。
挑むのは日和山(ひよりやま)。
なんて書くと、すごいことやってきたみたいですが、日和山は七北田側の河口の蒲生干潟にある「日本一低い山」なんです。
林道は雪で封鎖されてるし、近場に「日本一」と冠する場所があるということで行ってきました。
(なぜかライダーって「日本一〇〇」とか「日本最〇〇」とか好きだよね・・)
この日は暖かかったせいか、セロー君、調子良いです。
しかし暴風警報が出ているせいで横風がすごい。
ヘルメットに常にアッパーカットを食らっているような圧力を感じます。
オフロードヘルメットはホント風に弱い。
まっすぐ前を向いていられないし、バイクも蛇行するほどです。
それでもめげずに向かいます。
Googleマップに言われるがまま、七北田川に沿って東進して行きます。
やがて工事現場の通行止め看板が現れます。
トラックや作業員さんがひっきりなしに通行し、沿岸一帯を工事しているみたいです。
こりゃあ、たどり着けないかな・・と疑いつつも、一本か二本北の道路を迂回していくと、日和山の看板がありました。よかった。
看板に従って工事現場や工場地帯を縫って進みます。
工事現場付近がちょっとダートで楽しい!
冬場で全然ダートを走ってなかったので、この程度のダートで楽しめてしまう自分が情けないっ・・!!
「日和山駐車場」へ到着。
看板がなかったら絶対たどり着けないな。
「日和山駐車場」とは書いてあるものの、どこが日和山だかは全くわかりません。
目の前には工事現場が広がるのみです。
ここでセローを降り、Googleマップに導かれるまま南へ進むことにします。
工事現場の人の視線が痛い。
トボトボと歩いて行くも、神社しかありません。
事前情報だとこの神社の近くなんだけどなぁ・・。
あまりに低すぎて、ブルドーザーに解体されちゃったのかな・・。
いったん駐車場まで戻ります。
せっかくここまで来たので、駐車場付近の警備員さんに日和山の場所を聞くことにします。
その結果、南の方へ歩いて行ったのはまったくの見当違いと判明。
日和山駐車場から東の方へ向かうと堤防があるのですが、その堤防を乗り越えていかないと行けないのだそうです。
言われたとおり進むと、おお!日和山遊歩道の看板を発見!
ちゃんと道になってる!
ちゃんと干潟っぽいのがある!
コクガンとかいるって聞いてたけどカラスしかいねぇ!
約500メートルの遊歩道を歩くと、ようやく前方に見えてきました。
蟻塚のようなもの・・これが、日和山です!
震災前は標高6メートル、南北約40メートル、東西約20メートルの大きさがあり、登山道にも14段の階段が設置されていました。(それでも14段・・!)
国土地理院に日本一低い山に認定された時期もあったものの、大坂の天保山に(低さで)抜かれてしまったそうです。
しかし、東日本大震災の津波の直撃を受けて蒲生干潟と一緒に消滅してしまいました。
今の姿になったのは震災後で、地元の人達が砂利を積み上げてできあがったそうです。
そして再び国土地理院により標高3メートルの山として認定され、天保山を抜いて「日本一低い山」の地位を取り戻したそうです。
これが「日本一低い山」の正体です。
なんか、その変遷を聞くと色々突っ込みどころはあるものの(砂利を積み上げて山を作っていいのか・・)地元の人たち震災前の思い出とかあるのだろうなぁと思うとなかなか否定することはできませんね。
一応登山口と、山頂の看板が立っています。
手作り感のある山ですね。
登山道の階段は5段です。(震災前より9段も低い)
登山口から山頂までの時間を実測したところ、登頂まで3秒くらいでした、ふぅ!
近くに市民センターに行けば登頂証明書をもらえるそうですけど、冬場なのでだめですかね・・。
証明書が欲しい方は2019年7月7日に山開きがあるそうなので、それ以降にお越しください!
さて、バタバタした日和山ツーリングでしたが、正直ツーリング先としてはちょっと微妙です。
日和山の周りがほぼ工事現場なので景色も良くないし、迂回迂回で走るのも大変です。
蒲生干潟も震災後はほぼただの荒れ地ですからね。
話の種に、一回行ってみるのなら面白いと思います。
南海部品の近くなのでそのついでに行くのもアリかな。
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