矢越山登山道【岩手県室根町矢越境田】
さあ、長かった矢越山林道群の紹介もこれで最後です。
最後は林道群南東側に位置する矢越山登山道を紹介します。
これだけ走ると、さすがに疲れましたね・・。
林道の位置
もう何回表示したでしょう、おなじみ矢越山林道群の全体図です。
気付いてる方もいるでしょうが、詳細図とは若干の誤差があります。
矢越山登山道は紫色の実線です。
拡大したものがこちら。
文字通り、矢越山の頂上付近まで至る林道です。
本当に頂上へ出るには、脇道に逸れて徒歩で登っていく必要があるようです。
図測結果
林道の国土地理院地図上のデータについて記載します。
距離は約2.6キロメートル。
標高は、北側の入口が標高約200メートル、南側の出口が標高約300メートルで頂点部です。
その標高差は約100メートル。
南に行くに連れ標高が高くなる、緩やかな勾配の林道です。
距離はやや長めですね。
湯舟林道との交差点から進入
前回の湯舟林道との交差点から右折。
一旦、西側出入口へ向かいます。
前回の湯舟林道ほど荒れておらず、少しホッとします。
西側の最後は一関市室根町矢越境田地内の市道に出ます。
市道は延々続いていますが、折り返して林道へ戻り、東側出入口を目指して行きます。
正直、もう舗装路に出たいところ。
気仙沼でも林道を走っているので、それを含めると、朝からもう6時間ほど山の中を走り回っています。
昼食もコンビニの菓子パンを山中で食べただけだし、疲れもピークです。
なにより、日が傾いてきているのが怖いです。
見ず知らずの土地で、山中で日が暮れたりしたら目も当てられません。
なるべく早く走破しましょう。
写真も少なめでいきます!
路面状況等
路面は砂利、土です。
湯舟林道ほど荒れていません。
路面は雑草が生えている箇所はあるものの、しっかり刈られています。
普段、車の通行があるのでしょう。
湯舟林道から入った直後はしっかり踏み固められた固い路面で、車両の通行が頻繁であることがわかります。
「おっ、これはハイスピードセクションか」と期待してしまいますが、路面はすぐに雑草に覆われてしまいます。
それでも、しっかり伐採されていて、走り安い方です。
頑張れば乗用車でも走れるでしょう。
両脇は藪に覆われて視界は悪いですが、高木がないので日が差し込んできて明るいです。
周りの樹林は、かつて枝打ちされた跡があるものの、今は放置されているようですね。
立木のまま朽ちてしまっている木も目立ちます。
このあたりは整備されていないんでしょうか、もったいない気もします。
矢越山登山口
湯舟林道との交差点を過ぎ、しばらく走ると急に視界が開けます。
朽ちかけの標識を発見。
標識には「境田」と「荒谷」と、落下していますが「矢越山登山道」の方向があります。
境田は林道の北西側に位置する地区(来た方向)、荒谷は林道南東側の地区(行く方向)です。
矢越山登山道方向は脇道にそれていきますが、急坂が続いています。
ちょっと余裕がないので、今回は行きません。
そのまま真っ直ぐ進んで行くことにします。
さあ、日没との戦いです。
終点
やがて、丁字路に突き当たります。
おっ、この整備されてる感。
ここは見覚えがある。
どうやら山口林道に突き当たったようです。
これで一応、矢越山を一回りできたことになります。
林道で山一回りって、なかなかないですよね、すごい。
散々走り回ったおかげで、もうクタクタお腹いっぱいです。
今回は行きませんでしたが、探せば支線もたくさんありそうです。
仙台からは遠いので、なかなか行く機会はなさそうですが、これは一日でも二日でも走り回れますね。
さあ、これで長かった矢越山林道群の紹介も終わりです。
この紹介に、本当に一冬かかってしまいましたね・・。
これに時間をかけている間に、もう新しい春も近づいてきています。
さあ、そろそろ新シーズンも始まりますよ!
今年の計画を立てなくちゃ!
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