黒森林道【気仙沼市川上】
気仙沼遠征編、林道一本目。
風車の林立する気仙沼市民の森を走ります。
黒森林道とは
黒森林道は、気仙沼市民の森の付近を走る林道郡の中のひとつです。
気仙沼市民の森の林道の全体図はこちら。
編集が雑!
ちょっと広すぎて上手く描けてませんね、すいません。
赤色は黒森林道。
黄色は手長市民の森林道。
青色は手長洞木林道。
紫色は渡戸手長林道。
以上の4路線で構成されているようです、多分。
今回は赤色の路線の黒森林道を行きます。
黒森林道は、黒森山と熊山の間に挟まれた林道です。
黒森山の標高は632メートル。
熊山は標高655メートル。
山頂付近には風車4基が設置されており、その直径は82メートルにもなります。
岩手県の遠野に設置されていた風車は直径61メートル、福島県の布引高原に設置されている風車が羽1枚30メートルですから、それらよりかなり大型の風車ということですね。
気仙沼市街地から西へ
ワクワクしながら市民の森方向へ向かうと、なんと工事中の看板がありました。
「全面通行止め」
まじか・・。
北側の道路へ迂回し、工事区間をやりすごそうと試みます。
また本線に戻ったところで・・またもや通行止めの看板。
迂回失敗、マジか!
迂回路の表示がないからおかしいとは思ったけど、これは迂回できないパターンか!
林道へはどうやって入って行けば良いのか・・むしろ入れないのか?
気仙沼まで来て?
ドキドキしながら進んで行くと、道路工事のゲートがありました。
しかし、よく見るとゲートは開放中。
看板には小さく「休工中」の文字が。
休工中ならもっと手前から書いておけって!!!
怒りながらゲートを過ぎると、路面はダートに変わりました。
少し手間取ったけど、ダートを走れて儲かった気分です。
林道入口
右手に「林道黒森線」の看板がありました。
距離は980メートルと記載されていますが・・。
国土地理院地図上では、約4キロメートルあります。
標高は東側起点が標高約515メートル、頂点部で標高約605メートル、西側終点で標高約505メートルと、標高差は100メートルほどです。
勾配はそこそこありますが、急勾配の九十九折りなどはなく、基本的にフラットな林道です。
知らないうちに他の林道に切り替わっているのかな。
ここからでも、風車が見えます
そのデカさたるや・・既にわくわくします。
山頂部にあるからか、風車のために伐採されてるのか不明ですが、高木はなく、視界は良好です。
路面は砂利で、よく均されています。
この日は会いませんでしたが、風車管理の車両が頻繁に通るのでしょう。
幅員は4m。
上り勾配を進んで行きます。
丁字路。
右手に行くと発電の管理施設があるようです。
右手の道路は今回は省略。
後半は沼地が点在しています。
水面には蓮の葉が浮いており、ところどころ花が咲いています。
花の色は主張しすぎず、上品な色合いです。
お釈迦様も蓮から生まれるそうですからね。
水面の上を、オニヤンマが繋がりトンボ状態で飛んでいきます。
綺麗。
「市民の森」と言うだけあって、よく管理されているようですね。
沼地の先、下り勾配を進むと最後は舗装路に出ます。
林道はここでおしまいのようです。
ここまでで約4キロメートル。
ここを進めば、気仙沼市赤岩長柴の集落に出るようです。
さて、舗装路になる少し手前に、左へ降りる脇道があるので、これから戻ってそちらを探索します。
脇道を少し降りると、右手に砂利敷きの駐車場が見えます。
左手に進むと、ダートが続きますが、やや荒れ気味です。
雑草が生い茂っていて、普段は通行がないのを物語っています。
あ、でもよく見ると四輪の車輪の跡もありますね。
物好きなオフローダーっぽいですね・・ジムニーとかかな。
けっこう急な下り勾配です。
幅員は4メートルと変わらず。
ただ、雑草のせいで先ほどまでの管理された道よりもずいぶん狭く見えます。
丁字路に突き当たります。
駐車場からここまでで約1キロメートル、標高差は約100メートルの下りです。
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