バックステップ換装【初めてのSR400⑲】
車検もあるし、SR君はノーマルのままで乗ろう。
そう思っていたのですが・・コロナのせいでお家時間が増えて、もうバイクいじりたい欲求がすごくて、ついに着手してしまいました。
SR君カフェ化計画、始動。
カフェ化計画
カフェレーサーというのは、すごくざっくり言うと1960年ころにイギリスで流行ったバイクのスタイルです。
ロンドンのエースカフェという24時間営業のカフェに、若者達が公道レースをするために集っていたそうです。
これだけ聞くと、まるで暴走族のようですね。
ただ、「速く」「かっこよく」という目的にカスタムされたバイクは、今見てもかっこいい・・。
私の場合、カスタムのベースとなるのはSRですから、そもそも「速く」はならないののですが、当時のカフェレーサーに近づけていきたいものです。
一口にカフェ化と言っても色々とスタイルがあるのですが、私の計画としては第一に資金の問題があるので、まずは以下の3つを目指していきます。
1 バックステップ換装
2 セパハン換装
3 ショートフェンダー化
この3つをカフェ化の骨子として、あとは好みで細々とした変更を加えていきたいと思います。
とりあえず、その3つさえやってしまえば、遠目に見れば「おっ、カフェレーサーだ」と思われるんじゃないでしょうか・・安易かな。
純正バックステップ購入
まずはバックステップです。
SRのバックステップは色々種類がありますが、新品を買うと総じて4万円程度します。
また、社外品を買うと干渉したりするようです。
かっこいいけど高いし、ボロボロな私のSR君にピカピカな物を付けても違和感あるかも。
そこで、一番安くてお手頃な方法として、純正バックステップというものがあるようです。
1988年から1995年までのSR君には、なんと純正でバックステップが装着されているそうです、いいなぁ。
この純正バックステップですが、ヤフオクやメルカリで買うと15000円くらいのようです。
新品の社外品より断然安い!
ちょうど良く中古の純正バックステップが出品されていたので、ポチ!
ワクワクして待ちます。
装着(ブレーキ側)
3日後、郵送されてきました。
便利な時代ですね。
ネットがない時代のカスタムは、パーツの取り寄せとかどうしていたんでしょう。
お店経由で探してもらってたのかな・・。
さて、バイクの右側、つまりブレーキ側から換装していきます。
まず、ノーマルステップの取り外しから。
フレームのボルト2カ所を外します。
これだけでステップ本体は外れてしまいます。
バックステップを取り付け。
同じく、フレームにボルト2本で取り付けます。
ブレーキペダルも、ペダルがバックした分短いものに換装します。
根元のシャフトを取り外します。
固着して上手く外れないので、ゴムハンマーでコツコツ叩いて外します。
このゴムハンマー、100円ショップの物なのに大活躍、買ってよかった。
シャフトを差し入れれば換装完了。
簡単でした。
画像で見ると、けっこうバックしてますね。(手で持ってるのがバックステップ)
装着(シフトペダル側)
次は左側、つまりシフトペダル側を換装していきます。
右側とちがい、ステップとシフトペダルが連結されていますから、ステップとペダルを一緒に外します。
まず、ペダルはフレームのボルトを2カ所外します。
シフトペダルもシャフト部を取り外し。
右側と同様に取り付けていきます。
工夫は要りません、ポン付けです、楽ちん。
ノーマルのシンプルなバー型から、ロッドがペダルの上側を通る少し特殊な形状に変わります。
かっちょいい。
ちなみに、ノーマルステップと、バックステップの位置関係を比べると、こうなります↓
こちらも、けっこうバックしているのがわかりますね。(手で持ってるのがバックステップ)
試走
固い・・。
バー型からロッドを経由する形に変わったせいか、今までのスコンスコン入る感覚から、ややギシッと違和感が出ます。
それでも、これくらいなら許容範囲でしょうか。
また、ブーツを新調してミドルカットからロングブーツにしたのですが、実は新調したブーツだと底が厚すぎて、純正ペダルではシフトチェンジの際、フレームのボルトに靴底が引っかかっていたのです。
しかし、バックステップにした後は、ボルト部がブーツの前方にくるため、ひっかかりがなくなりました。
これは嬉しい。
次に、乗車姿勢ですが、感覚としてはあまり変わりません。
やや足の置き場が違うかな・・くらいのもので、違和感なく乗れました。
それでも、やろうやろうと思っていたカスタムですから、気分だけは早くなった気持ちです。
やっぱり乗っていて楽しいバイクだなSRは!
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