キャブトンマフラーへ交換【初めてのSR400⑰】
ＳＲ４００を純正マフラーからキャブトンマフラーに交換します。
スパパパンと小気味よい音がしたと思っていたのに・・。
このＳＲ君、マジ問題児！
キャブトンマフラーとは
サイレンサー部分が太く、先端を細くしたマフラーのこと。
カワサキのW８００やエストレヤ等は純正で取り付けられています。
その最初は、１９３０年代にみづほ自動車製作所が作った「キャブトン」というバイクにつけられていたそうです。
アルファベットで「CABTON」マフラーと書きます。
その由来は「Come And Buy To Osaka Nakagawa」です。
日本語で言うと「大坂の中川幸四郎商店に来て買って」という意味です。
日本発祥のマフラーなんですね。
磨け！マフラー！
これが、叔父からもらった当時のキャブトンマフラー。
曲線が美しいです。
数年間置きっ放しにされていたので、やはりサビは浮き出ています。
ピカピカになるように、これから磨いてやりたいと思います。
買ってきたのは「ANTIRUST」という錆取り剤。
布に添付して、ギュリギュリ磨きます。
あまり期待していなかったのですが、思ったより効果抜群です。
擦れば擦っただけ錆が取れていきます。
茶色い錆がごっそり布にこびりついてきて、磨いていて楽しい。
だんだんと輝きを取り戻していって・・。
数分磨き上げると、このとおり。
おお、見比べると違いが明らかですね、きれい。
マフラー交換
このマフラー、デイトナ・・だと思います。
多分。
スリップオンマフラー（エキパイを外さないタイプ）なので、簡単に取り外せそうです。
まず、純正マフラーを取り外していきます。
純正マフラー根元につけられている金属製ベルトを外します。
さらに、マフラーの車体側のステーからボルト２本を取り外します。
以上、こんなんで取り外せるんですね、早い。
取り外した純正マフラー。
かなり重い！しかもデカい！
次にキャブトンマフラーを取り付けていきます。
持ち上げて、エキパイにスポッと差し込みます。
純正に比べて遥かに軽いです。
根元に金属製ベルトを取り付けます。
ねじ穴が変形していて、うまく締められない・・しかたなくCRCを刺して、無理矢理ねじ込んで締めます。
次にステーに取り付けます。
車体側ステーとマフラー側ステーの間にかませる金属板があるのですが、上手くねじ穴を合わせることができません。
一度、金属板ごと取り外して、組み直します。
ようやくねじ穴にボルトを合わせることができました。
しかし、今度はボルトを上手く回すことができません。
車体に向かって右側のボルトが、かなりきつい。
メガネレンチがギリギリ入るのですが、狭くて上手く回せません。
狭くて９０度づつしか回せないので、地道に回しては抜いて差し直し、回しては抜いて差し直しを繰り返します。
１０分以上かけて、ようやく回しきります。
これで交換終了です。
早速エンジンをかけてみましょう。
アイドリング音はあまり変わらず、ドッドッドッという感じですが、少しアクセルをひねると・・
パパパンッ スパパパンッ
という破裂音がします。
うるせぇっ！
でもそこが良い！
排気不良
思い切って走り出します。
道路へ出てアクセルをひねると・・スパパパンッ！
さらに回転数を上げると・・パラパラパラパラッ！という高音が連続します。
おおーっ、楽しい！
しかし、信号待ち中・・。
ドッドッドッ。
ドッドッドッド、ド、ド、ド・・・ド・・
うおっ！！
慌ててアクセルを捻ります。
ドッドッドッド！
今、回転数めっちゃ落ちてた！！ドキドキ！！
危なくエンストするところだった！！
交差点でエンストしたら、手でバイクを押して路肩に走って行くという辱めを受けてしまう・・。
今ひとつアイドリングが安定しないなぁ。
爆発音
命からがら帰宅。
サイドスタンドをたてて駐車して、エンジンを切りました。
ふぅ・・と一息ついたところで
スパァン！！
うおおっ、なに、今の音！？
銃声！？
えっ、ちょっと、ガソリンくさいけどまさか排気音！？
もう一度エンジンをかけて、回転数を上げた後、エンジンを切ります・・。
ドキドキしながらマフラーを見てみると・・。
！！！！！！！
火ぃ噴いてません！！？？
なんだこれ、ジェット機か！！
こんなん毎回やってたらご近所から通報くるわ！！
しかしぱっと解決策は出てこず、要検討です。
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