神峰林道【白石市福岡八宮】
さあ、長らく寝かせておいた、神峰林道を紹介します。
神峰林道について
以前走った林道の記録です。
まずは林道のデータについてお話しします。
神峰林道は南北に走る林道です。
林道西側に名峰、蔵王があります。
距離は図測約8キロメートルと長い林道です。
長いことは良いことだ。
標高は、南側の出入口が頂点で標高約820メートル、北側の出入口が標高約600メートルで、その標高差は約220メートルです。
南から北へ下る形になります。
林道入口
時は春。
今年は忙しいとわかっているので、貴重なお休みを逃さないようにガッツリ走りたいところです。
いっそ遠出しようと考え、宮城県南端へ。
ネットで情報収集していると、けっこう頻繁に出てくる神嶺林道という林道。
どうも、かなり良い林道らしいので楽しみです。
天気は曇り。
かなり肌寒いですが、早朝に仙台を出発し4号線を南進。
白石スキー場へ。
スキー場の駐車場直前。
冬期であれば、ここは雪の壁でS字カーブのようになっていますが、春はしっかり丁字路になっています。
ここを左折すれば、スキー場の駐車場へ行きますが、今日はここを直進します。
林道入口はお花畑です。
このあたりの路面はフラット、砂利敷き、幅員広めで、走りやすそうです。
画面右奥に材木が積まれているのが見えます。
どうも、林業さんが丁寧に道を作っているようです。
砂利は白くて綺麗。
入口がこれなら、今後も期待できそうです。
さらに先に進むといつもの林道の標識。
これを見るとテンション上がりますね。
奥地へ
道を進んでいきます。
スキー場脇だけあって、かなり標高は高いです。
周りは蔵王の原生林。
もやに包まれて視界が悪いですが、それが一層山深い感じを演出してくれています。
わくわく感が止まりませんね・・・!
もし晴れいてれば、眼前に蔵王山が見えたことでしょう、それだけが残念。
さらに先に進むと、両脇藪に覆われます。
完全な原生林です。
この藪とか、動物たちが隠れるのに都合が良さそうです。
熊とか鹿とかいっぱいいるだろうなあ、出会い頭が怖い。
それでも、路面はしっかり固められ、走りやすいです。
タイヤの轍部分には草も生えていません。
しっかり車の往来がある証拠ですね、安心します。
おなじみの土砂止め。
ここは、木材の上にゴムが設置されているのですね、珍しい。
1.6キロメートル地点、神峰林道入道登山口。
その先には木製のゲートが。
ここは脇道もあり、表札が設置されています。
南蔵王野営場は不忘山林道の前泊地として以前行ったことがありますね。
ゲートは現在は全開状態。
冬になると閉まるのでしょうか。
さらに進み、2.4キロメートル地点で白萩山林道との分岐。
白萩山林道は別に紹介します。
今回は真っ直ぐ進みます。
渡河地点
このあたりに来ると、周りは完全に霧に包まれています。
熱帯雨林みたい。
晴れてればさぞや見晴らしが良いだろうなあ。
路肩には木イチゴ。
きれい。
さあ、渡河地点です。
ネットでよく見る場所ですね。
泉ヶ岳の渡河地点とはちがい、これは進路上に普通に出てきます。
ここを渡らないと先に進めません。
簡単そうですが、舗装路と石積みの路面が交互に設置されており、木を抜くと石にタイヤが取られます。
倒れたらもちろん水の中です、地味に緊張するな・・。
なるべく足も着きたくない・・と思いつつ、どうしても川の真ん中で写真が撮りたくて、渡河中にバイクを駐めます。
ブーツ浸水。
それでも、写真撮りたかった・・。
林道終点
走り甲斐のある良い林道でした。
帰り際、遠刈田温泉の「新楽」でラーメンを食べます。
うまし。
林道を走ってる時って、あまり大休憩を取りたくないものですからお腹ぺこぺこです。
パンとかお菓子なら補給程度に食べるんですけどね。
初めて行った林道ってどれぐらい時間がかかるかわからないし、日暮れまでに林道を出なきゃいけないと思うと、なるべく早く走りたいのです。
写真を撮る時間とか、緑を楽しむ時間とかは削れないので、なにを削るかというと食事の時間とかですよね・・。
食事はいつも、林道を抜けてからゆっくり取る感じですね・・健康には良くないと思います。
夕方ころ、お腹もいっぱいになって、すっかり眠くなって帰宅。
本当は温泉にも入ってきたかったんですが、それだと眠気に勝てない気がして涙を呑んでスルーしました。
あー疲れた。
次回以降は支線を紹介。
ブログランキング参加中です。
一押し応援お願いします↓