数年前、突然心筋梗塞になって、もうバイクに乗れないと思っていたころに出会ったSR400。
そのSR、廃車にされるくらいなら私が直して乗る・・!
初めてのSR、絶望のその4!
オイル交換
さて、メンテの定番といえばオイルですね。
安全運転研修所で教えてもらった車両点検の合い言葉にも「おいらのエンジンバッチリOK異常の時は雨でも雪でもよく走る」とあります。
おい・・・オイル
らの・・・
エンジン・・・エンジン
ばっちり・・・バッテリー
OK・・・
あれ、「らの」と「OK」は何だったっけな。
まあ、いいでしょう、とにかく最初に点検すべきところは、オイルなのです!
オイルゲージ
ええっと、どこにオイルゲージあるのかな・・と調べてみると、なんとハンドルの手前のフレーム上に着いている温度計がキャップになっているんですね。
ということは、フレームの中にオイルが溜まっているのか、驚き!
温度計をギリギリ回して開けると棒が着いていて、棒に付着しているオイルの位置でオイル量を確認するようです。
車みたい。
見たところ、色はやや黄色がかっていて正常そうに見えますが・・2年放置なので、新しいものに入れ替えるとしましょう。
ドレンボルト
オイルの入口を確認したところで、次は出口のドレンボルトを探します。
どうも、ドレンボルトはエンジン真ん前のこのボルトのようです。
うわぁ、やっぱりフレームの中をオイルが通ってるんだ。
そして、ここからオイルを出すと前や下へオイルが飛散してひどいことになる、と他のブログで書いてありました。
そのために一工夫してやります。
まず、アンダーカバーを外し、ドレンボルトの少し下にガムテープを貼り付けてやるのです。
この状態でドレンボルトを抜くと・・。
ブシャアッ
すごい勢いでオイルが飛び出てきます。
そして、だんだんと勢いが無くなってびちゃびちゃになるかと思いきや・・。
ほれ、このとおり。
ガムテープを伝って、オイルはオイルパックに流れていき、汚れません。
ガムテープ作戦は大成功です。
オイルフィルター
せっかくですから、オイルフィルターも交換します。
オイルフィルターのカバーはブレーキ側の、この丸っこいのです。
「OILFILTER」って書いてありますね。
予想通り、ネジはなかなか緩まないので、ゴムハンマーでレンチを叩いて、いつもの荒療治を行ないます。
マネしないように!
オイルフィルターは乾式です。
セローと一緒です、さっさと交換してやりましょう。
新品オイルを入れようと・・
フィルターカバーもドレンボルトも締め直して、上からオイルを入れます。
SR400のオイルは
・オイルフィルター交換なしで2.0リットル
・オイルフィルター交換で2.1リットル
です。
とりま1リットル入れよう、と思い、上から何も考えずドバドバ注ぎます。
するとどうしたことでしょう・・もう溢れそう!!!
えっ、なんで!?
慌ててGoogleで調べます。
驚いたことに、SR400はドライサンプ式のエンジンでした。
先ほどオイルを抜いたフレームの前の部分と、さらに車底部にもう一カ所ドレンボルトがあって、そこからもオイルを抜かないといけなかったようです。
マジか、ドライサンプ式とか、ハーレーみたいに特殊なバイクだけだと思ってたよ。
悩んだあげく、古いオイルと新しいオイルを混合してしまったことは見なかったことにして、入れすぎたオイルを減らすことにします。
再びドレンボルトを開き、オイルをビシャビシャ出して、数秒してまた締めます。
オイルの残量をチェック。
これを何回か繰り返して、適量までオイル量を減らしました。
手もフレームもベシャベシャです。
失敗の結果
ということで、とりあえずオイル交換したものの、納得できない結果に終わりました。
クラッチワイヤーの件と言い、なんか上手くいかないなぁ。
とりあえずエンジンは異常なさそうですが・・。
こんなんでSR直るんだろうか。
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