宮城林道日記

宮城県の林道を巡ってます。

セルスイッチ不良【整備】

ある朝のことです。

さて出勤するぞと、いつものようにセロー君に鍵を差し込んでイグニッションキーをオンに回します。

すると、いつものようにセローの緑色のディスプレイが点灯します。

そして、いつものようにセルスイッチを押し込みます。

いつものようにキュルキュルッキュッ・・・・・・

あれ?

もう一度セルスイッチを押し込みます。

・・・・・・・うんともすんとも言わない。

マジか。

またかセロー君。

何度もイグニッションキーを押し込みます。

だめ、反応がありません。

私のセロー250はインジェクション車なのですが、ダメ元で、押しがけを試してみます。

はぁはぁ・・だめ。
















動揺しつつも、仕事なのでしかたなく電車で出勤。

同僚に相談したところバッテリーかセルモーターの異常ではないか・・とのこと。

でも・・ディスプレイは異常なく付くから、バッテリーではないかも?

セルモーターの可能性もあります。

その場合、交換すると2万超えるとのこと。

マジかー。

もしかしたらスイッチ関係かもねとも言われました。

気もそぞろのまま帰宅。















セルモーターだとは信じたくないので、まずはセルスイッチの点検を始めます。

感電防止のため、まずはバッテリーを外します。

イメージ 1

イメージ 2

次にセルスイッチの分解。

言うまでも無く、セルスイッチはハンドル右側の黒いボックスの中です。

ボックスの、ハンドル前側のネジを緩めます。

プラスチックのパーツがネジ止めされてるので外します。(復元できるか不安になってきます)

それから、ケーブルはタイラップで止められてるので、切断。

私は切断したまま放置しましたが、気になる人は代りのタイラップ準備しといた方がいいかもです。

例のごとく、写メは撮ったのですがスマホを新しくしたら画像が消えてました、トホホ。

バネの中の金属が触れ合って通電される仕組みのようですが・・。

あっ

ここで異常に気づく。

通電するはずの金属部分が黒く錆びて汚れてました。

これだっ。

これでセルスイッチ押し込んでも通電しなくなってんだ。

錆びたところを紙やすりでゴシゴシこすって、錆を落とします。

おっ、けっこうきれいになりました。

私にしては良い出来。















今度は逆の手順で組み立て直します。

ブログ用にいちいち写メを撮りながら分解してたのですが、その写メの画像を見ながら復元していきます。

写メ撮っといて良かった・・。(今は消えちゃってるけどね!)

最後にバッテリーを通電させて・・セルスイッチを押し込みます。

キュルキュルキュル・・ブオンッ!!!

おおおっ!

かかった!

うれしいっ!

ちょううれしい!

自分で原因を突き止めて、自分で直したことが嬉しい!

なにこれすごい万能感。

バイクいじりが好きな人とかはこの感覚にはまっていくんだろうなぁ。

自分で直すと愛着も感じるし、なにより自分の整備の腕が上がった気がして嬉しい。
















今回のスイッチ内部の錆の原因は、ジェット洗車機とかでガシガシ水洗いするせいでしょうか。

当然ですが、電装系の水洗いは注意した方が良さそうです。
















さて、今年の更新はこれで終わりになります。

一年間拙いブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。

皆さん、寒い時期ですからお体に気を付けて(特に心臓ね)良いお年をお迎えください。

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