宮城林道日記

宮城県の林道を巡ってます。

雪道ツーリング【泉ヶ岳】

今年も雪道ツーリングに行ってきました。

私の中では、もはや年の瀬の恒例行事と化してます。

これをしなきゃ年は越せない的な。

今年はソロでしたので、近所の泉ヶ岳へ。

雪不足で、スキー場開きはどこもかしこも軒並み延期のようですね。

泉ヶ岳のスキー場2カ所もその例に漏れず、延期のようです。

















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山の上ではそんな状態ですから、もしかしてスキー場まで行けるかなという期待を抱きつつ、高野原林道へ入っていきます。

びっくりしたのは、光明の滝の先、展望が良く、泉ヶ岳を正面に見据えた300メートルほどの直線ダートがあるのですが・・。

いや、あったのですが・・なんと舗装されていました。

マジか。

年々舗装化が進んでいると思っていましたが、ついにここまできたか!

林道ツーリングのウォーミングアップとして、ここの直線で最高速チャレンジしてから泉ヶ岳、舟形山と進んで行くのが私のルーティンだったのに。

ここを舗装されてしまったら、もはや高野原林道に入る意味がなくなってしまうなぁ。

もう、未舗装路よりも舗装路の方が多いんじゃないのかな。















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その先、白糸の滝は凍結していませんでした。

毎年、ここで大きな氷柱を見るのを楽しみにしていたのですが、まだ早いか。

蘭山林道との分岐。

ここが第一の関門となります。

ここから先は若干の下り勾配のため、積雪を甘く見て無理して進むと帰ってこれなくなります。

しかし今年はそれほどの積雪はなく、通過できそう。

ここからは雪もやや深くなってきて、道路は雪で埋まってしまいます。

それでも、道路の一部から砂利が見えているから大丈夫。

きっと大丈夫。















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第二の関門、九十九折り。

九十九折りだけあって、ここから一気に標高が高くなるため雪が深くなるのと、コーナーが連続するせいで惰性で進んでいけなくなるので、スタックしやすいです。

毎年、大体ここでリタイアします。

が、今年はなんとかいけそう。

道路も一面すっかり雪で覆われてしまってますが、減速しないように気をつけていけば、慣性の法則で進んで行けそうです。

転倒したり、止まったりしたらもう終わりです。

ここまで来ると、雪に埋もれてアスファルトも、タイヤの轍も一切見えなくなりました。

雪以外にあるのはたくさんのウサギや狐の足跡と、セローの轍だけ。

人工物が一切なくなり、自然の中に入っていく感覚が気持ちいいです。

写真撮りたい!

けど、撮るために止まったらゲームオーバー間違いないので、我慢して進みます。














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スプリングバレースキー場の手前、心配していた急勾配のストレートを登り切り、なんとか駐車場に到着です。

スキー場はまだ開いていませんでした。

バイクで来れるくらいですから、今年は本当に暖冬なんですね。

去年だったら考えられなかったなぁ。

















帰りは舗装路を帰りました。

何度も言ってますが、雪道は舗装路の方が危険な気がします。

ダートなら砂利でタイヤが喰ってくれますが、アスファルトだとイマイチだし、転倒したときも痛いですし。

対向車に怯えながら、低速で帰りました。

















さて、皆さんはもうバイクの冬支度はお済みでしょうか。

私は多分、今年の林道ツーリングはこれが最後になる気がします。

今年もありがとう、セロー。

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