セロー救出作戦【雑記】
前回、泉が岳の林道でエンジンストップしたセロー。
林道に置き去りにしてしまいました。
今回はセローの救出作戦です。
前回→https://blogs.yahoo.co.jp/serowsince2012/18476698.html
当初、友人と一緒に車で林道へ入り、セローを牽引していこうという作戦が立てられました。
幸い、私の車はエクストレイルで牽引用フックも標準装備です。
友人の休みが土日にしかないので、土日にでも行こうかと計画されていたのです。
しかし、私の父もバイク乗りでしたので相談してみたところ・・
「林道にバイクなんか置いてきたらすぐにもってかれっとぉ(盗まれるぞ)」
と言われたのです。
えっ!
林道に数年通ってるけど、一回も犯罪の気配も感じたこともないけど・・。
「林道走るようなでっけえ車なんて、すぐにバイク乗せられっから、儲けたもんだと思ってもってくっちゃあ」
なんかリアルな話になってきた・・そう言われると不安です。
なにより、そういう父が「山の恵みだ」とか言って平気でバイクを持っていきそうで、いっそう恐怖を感じたのです。
急遽作戦を変更し、翌日、知り合いから軽トラを借りて積載する作戦となりました。
快く貸していただいて感謝です。
しかし、軽トラで林道に入っていくと、なかなか運転が難しい・・。
両輪の轍をたどっていくと車底部真ん中をすりそうだったり、転がっている岩をよけようとすると脱輪しそうになります。
パンクも怖いので、たどたどしく時速20キロ程度で進むしかありません。
改めてオフロードバイクのすごさを実感しました。
まだかまだかとジリジリしながらも、運転がだんだん楽しくなってきたころ(父はジムニーが欲しいとか言い出してました)ようやく置き去りにした地点までたどり着きました。
セローは・・・まだ、その場で待っていてくれました。
ちょうどトンネル状になった木々の真下になったあたり。
少しでも雨が当たらないようにと配慮したのですが・・山は豪雨だったようで、びしょびしょでした。
置き去りにしてごめんよ、セロー。
フェンダーの下は雨よけにちょうどいいのか、それとも熱に反応しているのか、大量の蜘蛛が張り付いていました。
見つけたときは思わず1メートルくらいバックステップしましたが、箒で一匹残らずたたき落としました。
俺のセローから離れろコルァ!(弱い者には強気)
2人がかりで、農機具を乗せるはしごでセローを荷台に乗せます。
そこから、タイダウンベルトとロープでグルグル巻きにして固定します。
なぜって、林道のガタボコ道を走っていかなくてはならないのですから、そりゃもう徹底的に固定しました。
20分以上かけて、これでもかと念入りに固定すると、来たとき以上に慎重に進んで行きます。
あまり振動があると、素人の固定ですから、ロープやベルトが緩んでセローがぶっ飛んでいくかもしれません。
それどころか、傾斜があると軽トラが横転するという危険もあります。
最後の、岩盤が露出している下り勾配ではひやりとしましたが、無事に旗坂野営場まで抜けることができました。
無事に野営場まで抜けてかなりほっとしました。
その後、馴染みのバイク屋さんに持って行って見てもらいました。
不調の原因はやはりバッテリーでした。
しかし、バッテリーは昨年買って、しかも先々週に充電したばかりなのです。
不思議だったのですが、タイワンユアサのバッテリーだったのがいけなかったらしいです。
バッテリーの上にターミナルとの接続部分が着いています。
そのネジ穴の場所が低いのだそうです・・日本製よりタイワンユアサの方がほんの数ミリ。
そこで接触不良が起きていたのだとか。
全然わからなかったよ。
今回、ターミナルを削って調整してもらったので今後はタイワンユアサでも適合するとのことでした。
結局、今回、私が安物のバッテリーを買ったせいでバイクを林道に置き去りにすることとなってしまいました。
そのせいで疲れたけど、色々勉強になりました。
父が「バイクは直しながら乗るから面白いんだぁ」と言ってたのが、少し分かってきた気がします。
いろいろ試行錯誤しながら乗るのがバイクの楽しさなのかもしれませんね。
でも、もう無理して壊れなくていいからね、セロ-。
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林道に置き去りにしてしまいました。
今回はセローの救出作戦です。
前回→https://blogs.yahoo.co.jp/serowsince2012/18476698.html
当初、友人と一緒に車で林道へ入り、セローを牽引していこうという作戦が立てられました。
幸い、私の車はエクストレイルで牽引用フックも標準装備です。
友人の休みが土日にしかないので、土日にでも行こうかと計画されていたのです。
しかし、私の父もバイク乗りでしたので相談してみたところ・・
「林道にバイクなんか置いてきたらすぐにもってかれっとぉ(盗まれるぞ)」
と言われたのです。
えっ!
林道に数年通ってるけど、一回も犯罪の気配も感じたこともないけど・・。
「林道走るようなでっけえ車なんて、すぐにバイク乗せられっから、儲けたもんだと思ってもってくっちゃあ」
なんかリアルな話になってきた・・そう言われると不安です。
なにより、そういう父が「山の恵みだ」とか言って平気でバイクを持っていきそうで、いっそう恐怖を感じたのです。
急遽作戦を変更し、翌日、知り合いから軽トラを借りて積載する作戦となりました。
快く貸していただいて感謝です。
しかし、軽トラで林道に入っていくと、なかなか運転が難しい・・。
両輪の轍をたどっていくと車底部真ん中をすりそうだったり、転がっている岩をよけようとすると脱輪しそうになります。
パンクも怖いので、たどたどしく時速20キロ程度で進むしかありません。
改めてオフロードバイクのすごさを実感しました。
まだかまだかとジリジリしながらも、運転がだんだん楽しくなってきたころ(父はジムニーが欲しいとか言い出してました)ようやく置き去りにした地点までたどり着きました。
セローは・・・まだ、その場で待っていてくれました。
ちょうどトンネル状になった木々の真下になったあたり。
少しでも雨が当たらないようにと配慮したのですが・・山は豪雨だったようで、びしょびしょでした。
置き去りにしてごめんよ、セロー。
フェンダーの下は雨よけにちょうどいいのか、それとも熱に反応しているのか、大量の蜘蛛が張り付いていました。
見つけたときは思わず1メートルくらいバックステップしましたが、箒で一匹残らずたたき落としました。
俺のセローから離れろコルァ!(弱い者には強気)
2人がかりで、農機具を乗せるはしごでセローを荷台に乗せます。
そこから、タイダウンベルトとロープでグルグル巻きにして固定します。
なぜって、林道のガタボコ道を走っていかなくてはならないのですから、そりゃもう徹底的に固定しました。
20分以上かけて、これでもかと念入りに固定すると、来たとき以上に慎重に進んで行きます。
あまり振動があると、素人の固定ですから、ロープやベルトが緩んでセローがぶっ飛んでいくかもしれません。
それどころか、傾斜があると軽トラが横転するという危険もあります。
最後の、岩盤が露出している下り勾配ではひやりとしましたが、無事に旗坂野営場まで抜けることができました。
無事に野営場まで抜けてかなりほっとしました。
その後、馴染みのバイク屋さんに持って行って見てもらいました。
不調の原因はやはりバッテリーでした。
しかし、バッテリーは昨年買って、しかも先々週に充電したばかりなのです。
不思議だったのですが、タイワンユアサのバッテリーだったのがいけなかったらしいです。
バッテリーの上にターミナルとの接続部分が着いています。
そのネジ穴の場所が低いのだそうです・・日本製よりタイワンユアサの方がほんの数ミリ。
そこで接触不良が起きていたのだとか。
全然わからなかったよ。
今回、ターミナルを削って調整してもらったので今後はタイワンユアサでも適合するとのことでした。
結局、今回、私が安物のバッテリーを買ったせいでバイクを林道に置き去りにすることとなってしまいました。
そのせいで疲れたけど、色々勉強になりました。
父が「バイクは直しながら乗るから面白いんだぁ」と言ってたのが、少し分かってきた気がします。
いろいろ試行錯誤しながら乗るのがバイクの楽しさなのかもしれませんね。
でも、もう無理して壊れなくていいからね、セロ-。
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