宮城林道日記

宮城県の林道を巡ってます。

明神沢林道【利府町菅谷明神沢】

利府町の林道巡り中、発見した林道です。

坂上田村麻呂が傷を癒やしたという沢乙温泉の裏。

結局は、途中で通行止めとなってしまいます。

明神沢林道の位置

例によって、Googleマップで目星を付けていた林道です。

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住所は利府町菅谷明神沢地内。

地図上では、県道塩釜吉岡線から北の山中へ入っていく林道です。

林道入口から北へ行くと、明神沢ため池という池があります。

ここまで行けるのでしょうか、ワクワク。

ため池を過ぎると、仙台北部道路へ突き当たるようです。

もしここまで行ければ、相当な距離を走れそうですけど。

航空写真では行けそうな轍がありますが、実際は行けないこともしばしばあります・・。

むしろ、高速道路とか線路近くの林道は、固くゲートが設置されている場合が多いので、期待せずに向かいましょう。




沢乙温泉裏から進入

県道塩釜吉岡線から沢乙温泉へ入っていきます。

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入口は完全に温泉の駐車場のように見えます。

ここ、入って行って大丈夫かな・・。

恐る恐る入って行きます。

このまま日帰り入浴とかにならないだろうか。

駐車場をまっすぐ行くと、畑に出ます。

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畑には山の方へ伸びる未舗装路が。

よかった、この先が目当ての林道みたい。

未舗装路の入口には、見慣れた白い柱が立っています。

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宮城県県有林林道「明神沢線」。

間違いなく、目当ての林道です。

しかも、ご立派な標識まで立ってます。

これは期待が高まる!

さらによく見ると、標識の脇には「昭和8年度竣工」の文字が・・。

相当歴史のある林道にちがいない。




路面状況等

標識には「幅員3.6メートル」「延長2,500メートル」と記載されています。

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路面は砂利。

路面真ん中は雑草が生えていますが、タイヤの轍部分にはしっかり砂利が敷かれています。

路面上に土が出ていないので丁寧に管理されているのがわかります。

幅員はやや狭く、車1台分ちょっとですがバイクで走るには十分です。

構造は直線が多く、カーブは少なめ、九十九折りなどはありません。

沢乙温泉からは若干の登りとなります。

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後をふり返れば、辺り一面の緑の中に、コンクリートの巨大な構造物が見えます。

グランディ21の屋根です。

威容。




通行止め

林道を赤い顔のキジが横切っていきます。

仙台近郊の林道のわりにのどかです。

気分良く走っていると、分岐に出ます。

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左は金属製のゲート。

直進はロープです。

ここで通行止めです。

沢乙温泉から500メートルも走ってないでしょうか・・。

残念ながら、これ以上の進入は諦めます。

林道としては物足りないけど、温泉入りながら林道とか走れて良さそうです。

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