宮城林道日記

宮城県の林道を巡ってます。

吹上高原キャンツー!【大崎市鳴子温泉鬼首】

目一杯遊んで、腹一杯食べて呑んで、思う存分走る。

 

初秋の吹上高原キャンプ場へ。

 

林道キャンプツーリングwithジムニー

 

 

 

 

新型ジムニーとともに

 

うっすらと紅葉も始まった10月初旬。

 

友人のYSとKKと、3人でキャンプに行ってきました。

 

覚えてますか、KKは新型ジムニーを買った友人です。

 

serow2012.hatenablog.com

 

1年待って、ようやく納車されました。

 

車内は新車の匂い・・ワクワクします。

 

「大切に使おう。」

 

と、私ならそう思いますが、KKはそんなヤワな考えは持っていないようで、早速林道にいきたくてウズウズしているようです。

 

新車を林道に入れるなんて、なんて良い心がけでしょう。

 

f:id:serow2012:20201015222225j:plain

 

そんな新米オフローダーの心意気に応えるため、せっかくなので、初めての林道は1泊2日でキャンプしながら行こう!

 

しかも、鳴子から仙台まで!林道片道約30㎞!(狂気)

 

いざ、出発。

 

 

 

舗装路を北上する

 

初日からガンガン林道を攻めようかと計画していたものの、YSに予定が入り、急遽午後から出発となりました。

 

なんと、YSは午前中にバリウム検査を受けるとのこと。

 

バリウム飲んでからキャンプに行くとは良い度胸です。

 

バリウムをなめすぎです。

 

キャンプ場で白い○○○を出しながら苦しめばいいです。

 

さて、仙台で買い出しを終え、YSとKKはジムニーに相乗りし、さらにキャンプ道具一式をジムニーに積み込みます。

 

ジムニー、狭いようで3人分のキャンプ道具くらいなら楽勝で積めますね、優秀です。

 

もちろん、私はセローです。

 

荷物がないので楽ちん♪

 

昼過ぎ出発で、鬼首までの遠距離ですから、さすがに林道はキツかろうと舗装路を行きます。

 

林道は翌日のご褒美にお預けです。

 

平日でしたが、過ごしやすい気温のためかライダーがけっこういます。

 

鳴子に近づくに連れマスツーのライダーが増えていきます。

 

手を振れば振り返してくれます。

 

楽しい・・。

 

宮城のライダーは向こうから手を振ってくれることはほとんどないですが、振れば振り返してくれます。

 

シャイなのかな。

 

あ・ら・伊達な道の駅とかに寄っていたら、キャンプ場についたのは午後4時30分頃。

 

チェックインギリギリでした、あぶねえ。

 

 

吹上高原キャンプ場到着

 

さて、初めてのキャンプ場ですが、ぱっと見た感じ、広い広い草原です。

 

ふもとっぱらキャンプ場みたいな感じ。

 

ふもとっぱらでは富士山が見える代わりに、ここでは目の前に花渕山が見えます。

 

f:id:serow2012:20201015215628j:plain

 

到着時、西の山際に夕日が沈むところでした。

 

きれい・・。

 

でも、それどころじゃない、暗くなる前にテントを建てないと。

 

3人で急いで幕営します。

 

それぞれ、ソロテントです。

 

YSは今回のキャンプのためだけにテントを買いましたが、チャレンジ精神旺盛でポップアップテントを持ってきました。

 

大丈夫か。

 

心配していたら、彼だけ一瞬で幕営を終えました。

 

ポップアップテント、早っ。

 

 

 

焚き火と月と3人のおっさん

 

温泉に入り、上がってきたらもう辺りは真っ暗です。

 

空には満点の星。

 

f:id:serow2012:20201015215850j:plain

 

暗い分、頭上の星は明るく際立って見えます。

 

地上では、焚き火の明かりに浮かび上がる自分達の幕営地が見えます。

 

ジムニーと、セローと、テントに囲まれた、自分達専用の区域です。

 

ワクワクします。

 

f:id:serow2012:20201015220036j:plain

 

焚き火を見ながら、3人でたくさんお話しして、本物のビール(笑)を呑んで、良い感じに酔いも回ってきました。

 

焼き肉も思いっきり食べて、満足です。

 

夜が更けてきて、真っ暗だった付近が急に明るくなりました。

 

山際から月が昇ってきたようです。

 

f:id:serow2012:20201015220148j:plain

 

 

f:id:serow2012:20201015220258j:plain

 

見ていると、あっという間に空へ昇っていきます。

 

こんなじっくり月を見たことなんてありませんでした。

 

思っていたより、月の上昇速度って早いんだなあ。

 

30数年間生きていて、初めて知りました。

 

きれいだなあ、明るいなあ。

 

・・・月明かりに照らされて、3人の吐く息の白さが目立つようになってきました。

 

寒いので、鍋にします。

 

お酒も、ビールから日本酒へ。

 

日本酒を満たしたコップを、直接焚き火の中へ。

 

熱燗です。

 

コップは真っ黒になるでしょうが、気にしない。

 

コップの縁でやけどしないように、恐る恐る口を付けます。

 

熱い、甘い。

 

熱燗にするには浦霞じゃ甘すぎたな、もっと辛口にしとけばよかった。

 

そう言いつつちびちび呑んで、冷めてきたら火にくべて、呑んでをくり返します。

 

体の内と外から、超暖まる。

 

午後10時過ぎ、薪もなくなってきたので、就寝です。

 

 

 

テントの中へ

 

それぞれ、テントへ。

 

YSも、KKも、あまり呑んでいないのでしっかりとテントへ入って行きます。

 

YSのポップアップテントは既に傾いてましたが、傾いたところで寝れれば支障は無いでしょう。

 

私だけふらふらになりつつテントへ転がり込みます。

 

ねむ。

 

春夏用シュラフしか持っていないので、ホッカイロをシュラフの足元へ投げ入れます。

 

これで、一応朝まで持つはずの、外部熱源を確保です。

 

さらにフリースも着込み、ぬくぬくです。

 

おやすみ。

 

横になると、森の方からホーホーという鳴き声が聞こえていました。

 

フクロウかなあと考えつつ、楽しかった1日目は終了です。

 

 

 

起床と日の出

 

午前5時。

 

YSとKKの話し声で起きました。

 

全員、寒さでやられず、無事生存できたようです。

 

f:id:serow2012:20201015221019j:plain

 

寒くてシュラフから出られず、10分くらいかけてのそのそ起き上がります。

 

f:id:serow2012:20201015220736j:plain

 

日の出です。

 

キャンプ場南の花渕山の斜面が朝焼けに照らされます。

 

f:id:serow2012:20201015220449j:plain

 

始まったばかりの紅葉が、朝の柔らかい光に照らされて、きれい(語彙!)

 

f:id:serow2012:20201015220629j:plain

 

朝に弱い私はもそもそ椅子に座ってじっとしていましたが、その間もYSとKKはテキパキと働き、暖かい朝食を準備してくれました、素晴らしい。

 

彼らが淹れてくれた熱いコーヒーを飲みほしたら、出発です。

 

今回のメインイベント、林道。

 

さあ、ここからが私の仕事だよ!

 

続く。

 

ブログランキング参加中です。

一押し応援お願いします↓

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村