吹上高原キャンツー!【大崎市鳴子温泉鬼首】
目一杯遊んで、腹一杯食べて呑んで、思う存分走る。
初秋の吹上高原キャンプ場へ。
林道キャンプツーリングwithジムニー!
新型ジムニーとともに
うっすらと紅葉も始まった10月初旬。
友人のYSとKKと、3人でキャンプに行ってきました。
覚えてますか、KKは新型ジムニーを買った友人です。
1年待って、ようやく納車されました。
車内は新車の匂い・・ワクワクします。
「大切に使おう。」
と、私ならそう思いますが、KKはそんなヤワな考えは持っていないようで、早速林道にいきたくてウズウズしているようです。
新車を林道に入れるなんて、なんて良い心がけでしょう。
そんな新米オフローダーの心意気に応えるため、せっかくなので、初めての林道は1泊2日でキャンプしながら行こう!
しかも、鳴子から仙台まで!林道片道約30㎞!(狂気)
いざ、出発。
舗装路を北上する
初日からガンガン林道を攻めようかと計画していたものの、YSに予定が入り、急遽午後から出発となりました。
なんと、YSは午前中にバリウム検査を受けるとのこと。
バリウム飲んでからキャンプに行くとは良い度胸です。
バリウムをなめすぎです。
キャンプ場で白い○○○を出しながら苦しめばいいです。
さて、仙台で買い出しを終え、YSとKKはジムニーに相乗りし、さらにキャンプ道具一式をジムニーに積み込みます。
ジムニー、狭いようで3人分のキャンプ道具くらいなら楽勝で積めますね、優秀です。
もちろん、私はセローです。
荷物がないので楽ちん♪
昼過ぎ出発で、鬼首までの遠距離ですから、さすがに林道はキツかろうと舗装路を行きます。
林道は翌日のご褒美にお預けです。
平日でしたが、過ごしやすい気温のためかライダーがけっこういます。
鳴子に近づくに連れマスツーのライダーが増えていきます。
手を振れば振り返してくれます。
楽しい・・。
宮城のライダーは向こうから手を振ってくれることはほとんどないですが、振れば振り返してくれます。
シャイなのかな。
あ・ら・伊達な道の駅とかに寄っていたら、キャンプ場についたのは午後4時30分頃。
チェックインギリギリでした、あぶねえ。
吹上高原キャンプ場到着
さて、初めてのキャンプ場ですが、ぱっと見た感じ、広い広い草原です。
ふもとっぱらキャンプ場みたいな感じ。
ふもとっぱらでは富士山が見える代わりに、ここでは目の前に花渕山が見えます。
到着時、西の山際に夕日が沈むところでした。
きれい・・。
でも、それどころじゃない、暗くなる前にテントを建てないと。
3人で急いで幕営します。
それぞれ、ソロテントです。
YSは今回のキャンプのためだけにテントを買いましたが、チャレンジ精神旺盛でポップアップテントを持ってきました。
大丈夫か。
心配していたら、彼だけ一瞬で幕営を終えました。
ポップアップテント、早っ。
焚き火と月と3人のおっさん
温泉に入り、上がってきたらもう辺りは真っ暗です。
空には満点の星。
暗い分、頭上の星は明るく際立って見えます。
地上では、焚き火の明かりに浮かび上がる自分達の幕営地が見えます。
ジムニーと、セローと、テントに囲まれた、自分達専用の区域です。
ワクワクします。
焚き火を見ながら、3人でたくさんお話しして、本物のビール(笑)を呑んで、良い感じに酔いも回ってきました。
焼き肉も思いっきり食べて、満足です。
夜が更けてきて、真っ暗だった付近が急に明るくなりました。
山際から月が昇ってきたようです。
見ていると、あっという間に空へ昇っていきます。
こんなじっくり月を見たことなんてありませんでした。
思っていたより、月の上昇速度って早いんだなあ。
30数年間生きていて、初めて知りました。
きれいだなあ、明るいなあ。
・・・月明かりに照らされて、3人の吐く息の白さが目立つようになってきました。
寒いので、鍋にします。
お酒も、ビールから日本酒へ。
日本酒を満たしたコップを、直接焚き火の中へ。
熱燗です。
コップは真っ黒になるでしょうが、気にしない。
コップの縁でやけどしないように、恐る恐る口を付けます。
熱い、甘い。
熱燗にするには浦霞じゃ甘すぎたな、もっと辛口にしとけばよかった。
そう言いつつちびちび呑んで、冷めてきたら火にくべて、呑んでをくり返します。
体の内と外から、超暖まる。
午後10時過ぎ、薪もなくなってきたので、就寝です。
テントの中へ
それぞれ、テントへ。
YSも、KKも、あまり呑んでいないのでしっかりとテントへ入って行きます。
YSのポップアップテントは既に傾いてましたが、傾いたところで寝れれば支障は無いでしょう。
私だけふらふらになりつつテントへ転がり込みます。
ねむ。
春夏用シュラフしか持っていないので、ホッカイロをシュラフの足元へ投げ入れます。
これで、一応朝まで持つはずの、外部熱源を確保です。
さらにフリースも着込み、ぬくぬくです。
おやすみ。
横になると、森の方からホーホーという鳴き声が聞こえていました。
フクロウかなあと考えつつ、楽しかった1日目は終了です。
起床と日の出
午前5時。
YSとKKの話し声で起きました。
全員、寒さでやられず、無事生存できたようです。
寒くてシュラフから出られず、10分くらいかけてのそのそ起き上がります。
日の出です。
キャンプ場南の花渕山の斜面が朝焼けに照らされます。
始まったばかりの紅葉が、朝の柔らかい光に照らされて、きれい(語彙!)
朝に弱い私はもそもそ椅子に座ってじっとしていましたが、その間もYSとKKはテキパキと働き、暖かい朝食を準備してくれました、素晴らしい。
彼らが淹れてくれた熱いコーヒーを飲みほしたら、出発です。
今回のメインイベント、林道。
さあ、ここからが私の仕事だよ!
続く。
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