奥新川駅の林道【仙台市青葉区作並】
美しい渓流に沿って進む北沢林道。
今回は、さらにその先へ進みます。
北沢林道へ
あいにくの曇天。
国道48号を仙台方向から左折、北沢林道へ入っていきます。
路面は相変わらずのフラット、ブラインドコーナーも少なく、走りやすい林道です。
この先に駅があるせいなのか、かなりしっかり整備されているし、本当に初心者にお勧めできる林道です。
水たまりに新緑が映り込み、綺麗。
崖から南を臨めば、林間を走る仙石線が見れます。
景観も良いですね。
途中に現れるトンネル。
交通量も皆無なので、少し写真で遊んでみます。
ダメだ、センスない。
奥新川駅
駅前のキャンプ場は、老朽化に伴い平成29年に閉鎖されていました。
ますます利用者が少なくなる奥新川駅です。
さて、その奥新川記の西側。
駅舎の脇に入口があります。
駅舎と、鬱蒼とした樹木の間にあり、かなり薄暗いです。
ゴミ箱の脇にあるし、狭いし。
水たまりもあり、入って行くのもためらわれます・・。
が、行きます。
路面状況等
国土地理院地図上の林道の表記は破線です。
入口から行き止まりの終点まで、距離は図測約1700メートル。
路面は土。
幅員は車1台分程度で、狭いです。
ただ、すれ違うことはないでしょう・・。
右手は南沢という沢で、下り方向の崖です。
左手は山側で、少し上方には線路が走っています。
線路に並走する形で伸びる林道です。
線路の管理用道路も兼ねているのでしょうか。
標高は、始点も終点も約370メートル。
線路が通っているのですから、フラットなのは当然ですね。
様々な構造物
仙山線の高架下を通過。
森の奥地に、半分自然に飲まれそうになりながらもゴリゴリの人工構造物があるのって、なんか男心をくすぐりますよね。
鉄骨むき出しの状態なので、下から上を見上げると、線路を透かして空が見えます。
写真を撮ってたら、頭の上を電車が通過していってビビる。
すぐ先には木製の橋があります。
橋は谷にかかっていますが、脇には迂回用の林道があります。
ここの通過は、老朽化に伴い橋から林道へシフトしたのでしょうか。
橋の両脇には立入禁止のロープが張ってあって、渡れなくなっています。
もちろん、このボロさではロープがなくたって渡る気はないですが・・。
次は左手。
奥新川直流変電所跡地。
けっこう立派な案内板が設置されています。
その脇には朽ち果てた建造物が建っています。
怖い。
廃屋好きな人にはたまらないでしょう。
奥には小屋があり、ガラス越しになにかが展示されています。
・・果たして、ここに見に来る人はいるのでしょうか。
JRの職員さんとかが、研修にくるのかな。
さらにその先、道路脇には奥新川神社が。
調べたところ、なんとご神体は「工具」だそうです。
すごい!ご神体ってけっこう何でもアリなんだなぁ。
終点
線路脇を進んでいきます。
切り通しを発見。
ここから先は車1台分も幅員がありません。
その先は、すぐチェーンで通行止めとなっていました。
これ以上の進行は断念。
ピストン林道でしたが、色々とみる物があって面白い林道でした。
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