宮城林道日記

宮城県の林道を巡ってます。

渡戸手長林道【気仙沼市瘻槻】

気仙沼の林道巡り、四本目です。

 

人の手の入らない森と、整備された路面が特徴的な林道です。

 

 

 

渡戸手長林道について

 

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手長洞木林道との丁字路から、南東へ向かう林道です。

 

上の地図では紫色の林道です。

 

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距離は約1.8キロメートル。

 

標高は、西側の丁字路が標高約255メートル、東側の終点が標高約200メートルで、標高差は約55メートルです。

 

勾配はほぼない、フラットな林道ですね。

 

標高を見れば分かるとおり、低山部を行く林道です。

 

林道名は、林道北側にある手長山から、気仙沼市渡戸地区までの林道ということで渡戸手長林道になったものと推測されます。

 

 

 

路面状況等

 

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路面は砂利。

 

幅員は4メートル。

 

荒れ地もなく、走りやすそうな林道です。

 

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道路両脇は森。

 

重機の入った跡もないし、伐採の痕跡も見られません。

 

森自体はけっこう荒れてるかな・・。

 

深い森です。

 

この林道は、林業さんが使う林道ではないようですね、地元の方の通過交通のために用いられているのでしょうか。

 

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切り通しもあります。

 

切り通しって、両側の土壁がそそり立っているので、頭上に枝葉が伸びてきて緑のトンネル状態になってることが多いですよね。

 

毎度毎度、見つける度に写真に収めてしまいます。

 

ほんと、両脇の森は深いのに道路は綺麗です。

 

 

 

埋設管について

 

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路肩の標識に「特別高圧ケーブル埋設」の文字が。

 

ああ、そうか、この下に風車で発電した電気を市街地へ流すケーブルが埋設されてるのか。

 

だから、道路は良く管理されてるんですね。

 

遠野の新山でもそうでしたが、ケーブル埋設してると、よく道路の土砂が流出するんですよね・・。

 

きっと、何度も新しく砂利を撒いて、道路を作り直してるに違いありません。

 

だから森に比べて、道路だけやたら綺麗だったのか・・納得です。

 

そして、その側面には「市民の森風力線」という始めて見る林道の文名前が。

 

・・もう、どこがどこだかわからないから、気にしないことにする!!

 

 

 

終点

 

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最後の最後、気仙沼市街地が見通せます。

 

眼下に小さく見える煙突のある施設は、気仙沼クリーン・ヒル・センターでしょうか。

 

ようするにゴミ処理場ですね。

 

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林道の終わりは気仙沼市瘻槻の集落に出ます。

 

瘻槻、これは「こぶつき」と読みます。

 

読めないよ!!

 

さて、これで気仙沼市民の森周辺の林道群の紹介はおしまいです。

 

たくさん走りました、疲れた。

 

このあたり、探せばもっといっぱい林道がありそうですね。

 

また来たい・・と言いたいところですが、仙台から来るのは遠いしな。

 

そう思って、今回は気仙沼で一泊しての探索にしたのです。

 

また来るのも大変なので、一気に林道を漁っていきたいと思います・・疲れたけど、次は岩手県の林道群へ向かうぞ!!


なお、今年の更新はこれで終わりです。


皆様良いお年をお迎えください。


来年もよろしくお願いします

 

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