初冬の雪道ツーリング【泉ヶ岳】
泉ヶ岳へ恒例の雪道ツーリングへ行ってきました。
なんと今年はジムニーと一緒です。
12月13日、寒波が日本を覆う直前のお話です。
蘭山へ
昨年は暖冬でしたが、今年は初雪から積もりましたね。
仙台市内も今はもう雪景色です。
その前日、寒波が日本列島の間近に迫った日、雪景色を求めて泉ヶ岳へ行ってきました。
例のジムニー二人組と一緒です。
本当に雪があるのかも怪しい天候でしたから、まず蘭山で積雪状況の様子を見ることにしました。
蘭山の支線へ突入。
変電所を目指していきます。
蘭山は積雪はなし、路面は湿潤で滑りやすいものの、まだまだ走りやすいです。
ただ、急勾配は相変わらず。
セローだと時々馬力が足りなくなるのですが、後ろからはジムニーが力強く追ってくるので焦ります。
二人乗せてるくせにまだまだ余裕があるようですね、うらやましい。
山頂まで登るも路肩にうっすらと積もっている程度で、雪はほぼありませんでした。
三人とも雪を期待してたためか、物足りなさがあったのでスプリングバレー方向へ向かうことにします。
泉ヶ岳へ
スプリングバレースキー場。
この時はまだ全然雪がありませんでした。
さらに奥に進むと、車道にも雪が積もってきました。
アスファルト上に積もってると滑るので、怖いです。
両足を出しながら、低速で走って行きます。
速度を下げると、後ろからジムニーがぐいぐい迫ってきます。
つらい、グギギ。
ここを過ぎればダートになるから少しは楽になるはず・・。
ようやく林道に入ります。
ダートになってしまえばこっちのものです。
多少雪が積もっていようが、タイヤは路面を噛んでくれます。
道の先にはタイヤの跡もなく、真っ白なキャンバスようです。
ツーリストでタイヤ跡を刻み込んでいきましょう。
アクセルを開けて、加速。
楽しい。
真っ白な景色が後方に流れていきます。
冷たい空気が頬を切るようにして吹き抜けていくのが気持ちいいです。
空は晴れ、目が覚めるような青。
桑沼までおもいっきり飛ばしていきます。
後方に四輪車がいると安心感が違いますね。
転んでも、きっと彼らがピックアップしてくれるでしょう。
雪景色の桑沼
桑沼へ到着です。
森の中は雪が積もり真っ白な中、桑沼の湖面だけぽっかりと浮かび上がっています。
空からはうっすらと粉雪が舞い落ちてきました。
冬の深い森の中、生き物の気配はなく、シンとしています。
時々、雪が枝葉の上から落ちてくる音だけが響きます。
自然の雄大さに心打たれる三人のおっさんです。
毎年、雪道ツーリングをしますが、なかなか桑沼までは来れません。
今年は路面の積雪量もちょうど良く、天気も良く、気温も暖かく、一言で言うなら最高のコンディションでした。
その次の日、寒波が日本列島を覆い、大雪になりました。
この日を逃したら、桑沼までは来れなかったでしょう。
寒さに負けず行っておいて良かった。