適性検査【大型自動二輪免許をとろう④】
前回に引き続き自動車学校初日のお話。
視力に問題発生。
さあ、入校式が終わり、次は適正検査です。
話し方がやたらとチャラい男性教官が指導してくれる。
語尾が「~っす。」という話し方をするので、おじさんの自分は違和感を感じてしまう。
しかし、受講生の9割は若者。
彼らは私よりも十万円近く高い金を払って入校する訳だから、教官も若者が親しみやすいよう色々工夫しているのだろう。
話し方はともかく説明はわかりやすく、誰からも一回も質問がでることなく検査は進んだ。
さて、検査の内容はというと、延々と同じアルファベットを書かされたり、同じ図形を選ばされたりする。
それが1時間近くつづく。
ただ、原付、車、普通二輪と3回も検査を受けているので、もう4回目ともなると結果は見えているのだ。
どうせ「あなたは正確な動きをしますが動作が遅いです。温厚ですが判断が遅いです。」と言われるのだろう。
わかっています。
判断に迷ったら止まります。(舗装路の場合)
いずれにせよ、これによって点数がつけられるわけではない。
この結果を踏まえて今後の運転の参考にしてください、というものだ。
でも果たして、この結果を重大に受け止めて自分の運転を見直す人がいるのだろうか。
個人的には怒りやすいとか言われた人は(そういう結果が出るものかどうかは不明だが)あおり運転とかしないよう意識しながら運転すべきだと思う。
おじさん達の入校式はこれでおしまい。
若者達はこの後さらに座学があるようだ。
将来的には必要なので、ぜひ寝ずにちゃんと聞いてほしい。
おじさんたちは次に視力検査。
みなさん矯正視力のようでなんなくクリアしていく。
私の番がくる。
ちょっと離れた半個室に案内され、メガネ屋さんとかにある視力測定器をやらされる。
私は乱視なので、左目は良いのだが右目がひどく悪い。
右目の測定から始まったが、ほぼ全部答えられない。
すると、事務員さんから「あれ?右目開けてくださいね(^-^)」と言われる。
いや、ありがとうございます!でも開けてるわ!開けててこれですわ!
左目は問題なくクリア。
すると、片目だけ良い人は視力の他に視野の検査が必要らしく、半個室から個室へ移動させられる。
あれ、これ裸眼終了パターンか?
ついに眼鏡が必要なのか?
どきどきしながら、今度は視野検査を開始。
視力検査と同じような機械で、顔を機械に乗せた後、悪い右目は閉じて良い左目の範囲を測るようだ。
白い棒が顔の前を左右に動く。
左右に動く棒が見えなくなったらスイッチを押す。
それで視野が測れるようだ。
でも、これっていくらでもズルし放題じゃない?もちろんしないけど。
さあ、棒が顔の前から右へ動いていく。
左目の見える範囲から消えた瞬間スイッチ。
これで右方向の視野が確定。
次に棒が左方向へ動いていく。
まだ見える。
まだ見える。
あれ、棒がレールの先端まで行って止まった。
事務員さん「見えなくなったらスイッチを押すんですよ(^-^)」
いや、気を遣った言い方をしてくれてありがとございます!でも見えてるよ!見えてるけど棒が先に止まっちゃったんだよ!
私が先端まで見えている旨を話すと、事務員さん達がざわざわし始めた。
事務員さん「見えすぎるのも良くないんです。」
そう言われても・・。
自分の視野広すぎるのか。
草食動物のようだな。
事務員さんたちは奥へいなくなってしまった。
やがて帰ってきた事務員さん「まあ、見える分にはいいと思います(^-^)」
それほんと?
ちょっとなんか腑に落ちないけど、確かに見える分にはいいと思う。
草食動物並みに見えれば、交差道路から肉食動物が飛び出してきても逃げられるしね。
検査後、受付で次回の教習の予約をとって終了。
2日分、1時間ずつしか予約できなかった。
さあ、次回は実車かな、ドキドキするな。
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