前回の馬船峠のさらに南に位置する高瀬峠。
こちらも山元から角田へ東西に抜ける峠です。
ここも男爵い~もさんから情報提供→https://blogs.yahoo.co.jp/yskysk0624/21389497.htmlを受け探索開始。
ここは通れるらしいとわかっていると心強い。
Googleマップ上では、アップルライン沿いの仮設住宅から西へ入っていくことになっていますが、現状では仮設住宅はもう無く、空き地となっていました。
アップルラインから中央線のある立派な舗装路を西へ走っていきます。
こんな大きな道が本当に林道に変わるのかしら?
もしかして舗装化されたか?と不安に思っていたのですが、それも杞憂でした。
いきなり道がぶち切れます。
そこからは未舗装路。
住所的には宮城県亘理郡山元町高瀬西石山原地内。
採石場のダンプが行き来するためか、フラットダートが続きます。
巨大な採石場です。
何本か鬱蒼とした林道を走ってきたせいか、やたら空が広く感じます。
それも束の間、ここから先が急に荒れてきます。
ここから先は採石場のダンプが通行しない区間なのでしょう。
人が通らなくなった途端、どこの道も自然に帰っていくのがデフォルトなのですね。
深い轍です。
「荒れ区間」に入ってすぐこの轍。
ここから先は乗用車お断りです。
それでも幅員は広めで、車二台分程度はあるでしょうか。
当時はトラックの走行も考慮して造られたのかな?
路面は砂利、ただし落ち葉や枝、落石などで荒れてます。
人の手はほとんど入ってない感じ。
しばらくこの荒れ地が続きますが、途中、土砂崩れで道がふさがれています。
ぱっと見はアウトに見えますが・・。
男爵い~もさんのブログで、ここを通り抜けられるという事前情報がありました。
よく見ると、土砂の上にS字にバイク1台分程度の隙間があるのが見えます。
よく1人でここを通ったな・・。
私は1人で事前情報無しだったら絶対引き返します。
今回は勇気を振り絞り、土砂の上を進んで行きます。
今にも二次崩落が起きそう。
怖い。
ここを過ぎると、急に目の前が開けて登山道の入口が現れます。
しかも、左右に。
左に影倉山登山口。
右に大沢山登山口。
左右にやや高い山をはさみ、ここがこの林道の最高地となる切り通しのようです。
ということは、ここが実際の「高瀬峠」なのかな。
それにしても、こんな荒れ地の先に登山口があったって誰も来ないだろう・・と思っていたら、ここから先は急激に整備されて快適な砂利道になりました。
なるほど、この登山口へのアクセスのために角田側(西側)は整備されているようです。
私が今通ってきた山元町側(東側)は、登山道へのアクセスは予定してなかった区間だったんですね・・。
古くから峠道として使われていた高瀬峠も、今は東半分はうち捨てられているようです。
林道からは角田市街地が望めます。
古木に巻き付くつる植物。
この圧倒的ジブリ感にグッときます。
林道は整備されたまま大森山入口の「池田ため池」の脇に出ます。
亘理山本編はまだまだ続きます。
宮城県の林道まとめ↓
[https://blogs.yahoo.co.jp/serowsince2012/17522003.html]
ブログランキング応援お願いします↓
https://bike.blogmura.com/cycle_rindotouring/ranking.htmlにほんブログ村